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新型コロナウィルス感染症の死者の数と熱中症による死者の数数が毎日発表されている。これを見ると実は現時点8月21日においては熱中症による死者の数は148人だ。これは8月の新型コロナウィルス感染症の死者の数よりもずっと多い。東京のこの半年のコロナウイルスによる死者数は348人だ。
だからといって新型コロナウィルスが重要ではないと言うのでは無い。熱中症による死者8月の一時のことで、コロナウイルスの死者は何もしなければ増えてゆく。だが、熱中症による数と言うのは減らそうと思えば減らせるのではないかと思う。
熱中症対策のプロモーションを行うとかエアコンを持っていない人に対するエアコンの補助金を出すとかしても良いのではないか。なぜならコロナウィルス対策についての定額給付金と同じことだ。
エアコンがなくて自宅内で亡くなる人の多さには驚かされる。この異常な暑さの中でエアコンを持っていないと言う事はコロナに対する対策を何もしていないと言う事と同じになってしまうのでやはり政府として自治体として対策すべきではないのか。
当然のことながら、年収による補助の程度を決めるという手続きは必要だろう。そういう資金と言うのは税金で支出されることであるから国民全体の理解も必要とされるが、日本のような国においてエアコンがないために死亡すると言うような痛ましい出来事はあってはいけないことだというように感じる。
災害によって家屋された場合に支援金が出るのと同じこと。それがたまたまエアコンと言う家電製品である。家と家電製品は違うと言う考えもあるかもしれないが命と生活を守ると言う意味では同じだろう。誰かそういう主張をする人が出てくれないか。