最強のパスポートと言う記事を読んで、中国人の同僚が日本に帰化して、その理由の1つに日本のパスポートが便利だからと言うことを挙げていたことを思い出した。
市民権・在留資格アドバイザリー会社のHenley & Partnersが発表したHenley Passport Indexというのがあるようだ。これは、Henley & Partnersが国際航空運送協会(IATA)から、199種類のパスポートと227の旅行先のデータをもとに作成されている。
これによると、日本のパスポートは事前のビザなしで193カ国を訪問できる最強のパスポートということだ。。2位は韓国とシンガポールで192カ国。4位ににスペインとドイツの190カ国、6位に、フィンランド、イタリア、ルクセンブルクの189カ国となっている。アジアの三ヶ国が上位で、その後にヨーロッパの国が並ぶ。
アメリカは186カ国で少し順位が落ちる。これはやはりアメリカは、今まで世界の警察官として世界各地で戦争したりしてきたことの結果かもしれない。
反対に最もビザなしで渡航できる国が少ないパスポートは、アフガニスタンのもので27カ国。続いて少ないのはイラクの29カ国、シリアの30カ国とパキスタンの32カ国、イエメンが34カ国、ソマリアが35カ国、ネパール、パレスチナ自治区が38カ国、それで、北朝鮮の40カ国となる。北朝鮮のパスポートがビザなしで40カ国にも入国できることに驚く。世界のならず者国家と思っていたが、そうは思わない国が40もあるということだ。
ロシアのパスポートは、上位に下位にもないが、これは今後大きく順位を下げるのかもしれない。
ランキング上位
1. 日本(193の渡航先)
2. シンガポール、韓国(目的地:192ヵ所)
3. ドイツ、スペイン (190都市)
4. フィンランド、イタリア、ルクセンブルグ(189先)
5. オーストリア、デンマーク、オランダ、スウェーデン (188都市)
6. フランス、アイルランド、ポルトガル、イギリス (187都市)
7. ベルギー、ニュージーランド、ノルウェー、スイス、米国 (186都市)
8. オーストラリア、カナダ、チェコ、ギリシャ、マルタ (185都市)
9. ハンガリー (183都市)
10. リトアニア、ポーランド、スロバキア(目的地:182ヵ所)