フランス人の右手の薬指の指輪

by Shogo

先日フランス人とミーティングをしてそのままランチに行ったのだが、最初から気になっていたのは彼の右手の薬指の指輪。左手には指輪はなかった。

結婚していないのかと思っていたら、話の途中で奥さんと子供の話になったので結婚していない訳ではないらしい。それではなぜ左手の薬指に指輪はなくて、右手の薬指に指輪があるかということ。

日本人である自分は、結婚指輪は最初の1週間程度は使っていた。だが、その後は、なくしたらいけないので、大事にしまっているので当然指輪はしていない。ただし、大抵の欧米人は結婚していたら指輪はしているものだ。

フランスでは事実婚が普通だから、事実婚の人は右手かなとも思ったが、そんな馬鹿なことはないだろう。フランスの事実婚はPACS(連帯市民協約)と呼ばれるもので、正式の結婚では離婚や財産分与など大変なことが多いので簡単な手続きで結婚のような法的な保護も受けられるということで、フランスでは主流になっているようだ。オランド大統領も事実婚ということで本当に主流な制度のようだ。

そのオランド大統領だが、先日報道された愛人の問題で事実婚を解消したと、しばらく前に報道されていた。 PACS(連帯市民協約)の解消は簡単で一方が破棄の宣言をすれば良いだけのようだ。あの状況では相手に破棄を通告されたのだろう。

それにしても右手の薬指の謎はそのままだ。

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