このところ、ブログの更新が進まなくなっている。理由はいくつかあるが、気分が乗らないことが理由だ。前も忙しいことがあったとしても更新はしていた。個人的な理由もあるが、思うに大きな理由はFacebookだ。Facebookは、ただ写真だけあげたり、誰かの更新にLikeを残したり、簡単なコメントを書いたりと、かなり簡単にウエブ上の社会参加が可能になっている。実名ということでリアルの交流との関係が増幅するというような面白さもある。
facebookのアカウントは10億を超えたということだが、Blogがどうなっているか調べたら、ニールセンとマッキンゼーの子会社のNM inciteの発表によれば2011年10月に1億7300万ということで、1人が１ブログとしてもFacebookの約6分の１だ。それでも、Blogも伸びていて、過去5年間も少なくとも2ケタの伸びだ。なのでbLOGがすたれたということではなく、Facebookの伸びが異常だということだろう。そのfacebookも先日発表されたＢＢＣの未来予測によれば数年で新しいソーシャルメディアが登場して追い越されるということになっている。
繰り返すとfacebookの人気の理由は手軽さと実社会との距離だと思う。対して、Blogの良さは実社会とは関係なく勝手に自分の書きたいことを書けることだ。なので、Blogは日記的に自分のことを書いてゆくには適したメディアでFacebookよりも、その点では優れている。つまりFacebookは友達が読者だが、Blogなら自分が読者という使い方もできると思っている。
更新の回数が落ちているのはBlog疲れではなく、想定読者の一人がいなくなって張り合いがなくなったせいだが、読者候補ナンバー１の自分がいる限りは続けて行こうとは思っている。
