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子供の頃によく見ていたテレビ番組に「サンダーバード」というのがあった。紐で吊るした人形を動かして作られた番組で、同じシリーズで「キャプテン・スカーレット」とかいくつもあって見ていたが一番好きなのはサンダーバードだった。登場する国際救助隊のロケットなどはすべてプラモデルで作った覚えがある。
この番組の制作者は惜しくも90過ぎの年齢で昨年末に亡くなったようだ。晩年に新しいシリーズを計画していたそうだが、すでに制作権を売却済みだったために果たせずにおわったようだ。
制作権を持つ会社が、確かイギリスのITVとニュージーランドの番組制作会社と思ったが、新しいシリーズの制作を始めるようだ。しかし、昔ながらの操り人形ではなく、CGによるアニメだそうだ。多分立体感のあるような3Dに見えるようなアニメになるのだろうが、あまり楽しくなさそうだ。
アニメは昔からあり、コンピュータの利用によりかなり精巧なアニメも増えているが、アニメが珍しい訳ではない。今、操り人形のドラマを作るのならかなり新鮮な感じがするがどうだろう。
とは言え、新しい番組ができたら一度は見てみたい。
写真は、ロンドンのGreen Park