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もうひとつの区切り
私の場合には正月と同時に、自分の人生の区切りもなぜか毎年やってくるのだが、今年もその区切りだ。昨日も朝から飲み続けて、まだ酒が抜けきらない朝だが、昨日は酔っ払っていいことを思いついたような気がしたが、今朝になると思い出せない。いつもと同じように朝の早いエルが起きるので、睡眠不足ながら起きて、昨日の夜を思い出すが、考えたことが思い出せない。きっと思い出したくないから飲むと言うこともあるのかもしれない。
どうせまだ正月だから今日も飲むのだが、忘れないようにしなければいけないことは、今の今が続かないということ。永遠に続くものなどなく、完璧なものなどない。自分の人生を酔っ払った頭で、昨日考えたような気もするが、何も思い出せない。今の今が良いような悪いようなこと。まだ酒の抜けきらない今朝も考えるが、答えもない。昨年末に亡くなった叔母の話を聞いたので、私自身も身の処し方を考えて、きちっと生きて、自分のいなくなった世界を忘れないようにしようと考えたような気もする。今朝からまた新しい年が始まるが、酔っ払いでも良いが納得のいく日を送ろうと、この区切りの日にここに書いておこうと思った。どうせ酔っ払いの戯言だから意味もない。エルをつれて少し歩いてくれば、少しは頭もはっきりするだろう。
自分への伝言としてここに書いておく。