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年をとると疲れがとれない。週末はエルの散歩と少しプリントしただけ。 少し暖かかったので長い距離を時間をかけて歩いた。写真の下北沢の教会はいつ行っても時間がとまったように動くものがない。表の人通りが嘘のようだ。
プリントをする時に大きめの印画紙にプリントすると、露光時間が30秒とかかかるのだが、この30秒が異常に長く感じる。写真を撮る時も、夜の写真は、もちろん三脚を使うが、1秒とかのシャッターを切る。この1秒も長い。息を止めるようにしてじっと、その時間が過ぎるのを待っている。この30秒とか1秒がなかなか終わらない。
時間は相対的なもので年をとると1年が早いとよく言うが、ほんとに早く感じる。すぐに疲れてしまうので、休んでいる時間も長いので、時間が過ぎるのが長く感じてもよさそうなものだが、そんなことはない。今年ももう11月の末に突入。もうすぐ12月だ。
1分とか1秒がそんなに長いのなら、その長さを利用できるはずなのに、ずっとぐうたらやってきた。この週末も疲れが取れないと、たいしたこともせずに浪費したなと月曜の朝から憂鬱。