Bloombergの報道によると、AppleがiPhone、iPad、Macのオペレーティングシステム（OS）を大幅に刷新する計画を進めているそうだ。 Appleは、デバイスごとの操作性の違いを課題として認識しており、今回のアップデートでその統一を目指すという。
今回のOS刷新は、Macにとっては2020年以来、iPhoneに至っては2013年以来となる最大規模のアップデートとなる。 具体的には、今秋にリリースが予定されているiOS 19、iPadOS 19、macOS 16にこれらの変更が盛り込まれる見込みだ。
Appleの計画しているのは、OS簡素化だそうだ。
- デザイン要素の刷新
- アイコン、メニュー、アプリ、ウィンドウ、システムボタンのデザインが全面的に更新
- デザインは、空間コンピュータ「Apple Vision Pro」専用のオペレーティングシステムvisionOSをベースとしており、より丸みを帯びたアプリアイコン、透明性の高いナビゲーションバー、3D要素などが取り入れられる見込み
- 深み、透明性、フローティングウィンドウがメニューに活用される可能性
- ナビゲーションと操作性の改善
- デバイスを操作および制御する方法が簡素化される
- 単なる見た目の変更にとどまらず、ユーザーインターフェースの根本的な刷新になるようだ。
クロスプラットフォームの一貫性
iPhone、iPad、Macのプラットフォーム間の一貫性を高めることが主要な目標だという。デバイス間の連携を容易にして、iPhoneユーザーを他のデバイスに誘導する狙いも見える。
- 各デバイス間でより統一された体験を提供し、あるデバイスから別のデバイスに移行するユーザーにとって使いやすさを向上させる
- 現在のアイコン、ウィンドウ、その他のインターフェース要素に見られる不一致を解消する
この刷新は、2013年のiOS 7（スキューモーフィックデザインからフラットデザインへの転換）以来のiPhoneにとって最大の変更であり、2020年のmacOS Big Sur以来のMacにとって最も重要なアップグレードになると位置付けられている。ただし、OSの完全な統合は行われず、AppleはiPadとMacの両方を顧客に販売したいという意図から、それぞれのOSは区別されたままになる見込みだ。
今回の大規模なOS刷新は、Appleがハードウェアとソフトウェアの両面で一貫したエコシステムを構築し、ユーザーエクスペリエンスを向上させようとする長期的な戦略の一環だ。これが、どのように評価されて、Appleエコシステムが成長するかどうか注目だ。
Macbook AirをM4のものに買い替えて、今日届くはずだから、秋には新OSで使えそうだ。
