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面白い記事を読んだ。Uber EatsのCEOが犬に謝ったと言う話だ。
日本で放送されているUber Eatsのコマーシャルと違って、アメリカのものはUber Eatsが配達されるときにピンポンとドアベルの音がする。
最初にESPNのライターがコマーシャルに何もドアベルの音を入れなくても良いのではないかとツイートしたところ、犬の飼い主からドアベルが鳴るたびに犬が大騒ぎするとか、飼い犬のトレーニングや不安症に影響するのでコマーシャルからドアの音をとってほしいと言うようなツイートがたくさんされた。
つまりパブロフの犬だ。
これらのツイートに対して、Uber EatsはCEOが登場するビデオを作って公開した。そのビデオの中で「犬にストレスを与えるのは、私たちの意図ではありませんでした。深く謝罪します」とCEOは述べている。
この謝罪ビデオに続いてUber Eatsでベット用品を注文する際に、CEOの犬の名前のLOKIのコードを入力すると10ドル割引になるオファーを開始した。同時にUber Eatsはアメリカ動物虐待防止委員会に対して50,000ドルの寄付を行ったと発表した。
アメリカでは、謝罪をすると落ち度があることを認めることになるので謝らないと言う。しかし、今回のUber EatsのCEOの場合には、自らビデオで登場して、犬にストレスを与えたことを詫びている。これがCEOの誠実さからなのか、愛犬家だからなのか、それとも急成長しているベンチャーの身軽さからなのだろうか。それとも、その全てなのだろうか。
通常であれば広告について謝罪をすると言うと、何か重い感じがするが、今回のこの話についてはちょっとにっこりとしたくなるような良い話だ。
ちなみの、そのコマーシャルはこちら。