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この3週間でダブリンに2往復ということになり、またUnitedのヒースロー空港のラウンジの同じテーブルで日記を書いている。ダブリンも忙しかったし緊張感があったが、ロンドンでもメディアの支局周りをしたので、本当に疲れた。
疲労と時差ぼけのために、飲み過ぎで今日は朝から胸焼け。何か胃も痛い。といっても飛行機に乗るということはイコールお酒を飲むということで、またここでも飲んでいる。今日はワインを3杯以上飲まないと決めているが、酔っ払ったら痛みも麻痺して忘れてしまいそうだ。
とりあえず先日来の案件は終了し大きな瑕疵もない。というかむしろ上手くいった感じもする。3月初めになったらと思いつつ、今年の初めから過ごしてきたが、それがやっと終わった感じだ。
終わったら3月3日発売のカズオ・イシグロの新作を読もうと思っていたので本屋に入ったら売っていた。ハードカバーは大きいので当然キンドルだ。読みかけの本が終わったら読み始めるつもりだ。
しかし、今回の仕事が終わったら終わったらで、また4月までに行うことのプレッシャーがすでに始まった。これから、その準備の開始だ。いつになったら、このラットレースが終わるのかと思うが、プラグを抜こうと思えば抜けるのだから結局、自分が好きでやっているのだということだ。
でも若い頃は忙しくて無茶して働いて疲れるから大酒飲んでも胸焼けや胃の痛みとは無縁だった。これは、やはり年をとったということだろう。この出張で読んでいるハリー・ボッシュも定年延長の終了まであと1年という設定で、年齢についての彼の独白が特に出てくるが何となく身につまされる。
今回は帰ったら土曜日で少なくとも1日は休めるから少し楽だ。飛行機を降りたら少し禁酒だ。
写真はロンドンのNew Oxford Street