Circle to SearchがiPhoneにも

by Shogo

Androidの人気機能「Circle to Search」が、iPhoneにもやってくるようだ。「Circle to Search」は今年のはじめに話題になった機能だ。画面上のどこからでも、円を描いたり、ハイライトしたり、なぐり書きしたり、タップしたりすることで検索できるようになり、Google検索を利用しやすくなった。

Googleは、iPhoneユーザーにもAndroidの「Circle to Search」に似た機能を提供する方法を見つけたようだ。ただし、GoogleはiOSを管理していないため、iPhoneユーザー「Circle to Search」をすぐには実現できなかった。だが、GoogleはiPhone 15 Proの「アクションボタン」を利用し、ボタンを1回押すだけで画面上のあらゆるものをビジュアル検索できるようにしたそうだ。

iPhoneユーザーが、こ「Circle to Search」を使用するには、iOSのGoogleアプリをインストールし、ショートカットをダウンロードして、iOSの設定からアクションボタンに割り当てる必要がある。Googleによれば、「基本的にCircle to Searchだが、より高速だ」だそうだ。

iPhone 15 Proを使用していない場合は、「バックタップ」アクセシビリティ機能を設定して、新しいショートカットを起動することもできるらしい。私のiPhone 14 Proでも、そのうちに試してみたい。iOSのショートカットアプリから、最初にスクリーンショットを撮り、次に「レンズで画像を検索」アクションを実行するショートカットを作成する。これは、iPhoneでGoogle Lensを使用してCircle with Search機能を模倣することができるそうだ。

iPhoneは優れたインターフェイスで使いやすいし、他のApple製品との連携も素晴らしい。だが、一般論として「Circle to Search」やMagic Editorなどの機能からAndroidのほうが高機能という印象がある。

iPhoneとAndroidを比較すると、違いは、iPhoneは機種が少なく高機能・高価格帯だけということに対して、Androidは機種が多く、幅が大きいということが、まずあげられる。

ハイエンドモデルだけを比べると、iPhoneの最新モデルは、その時点で最高の性能を持ったスマホだろう。一方、iPhoneのハイエンドモデルに並ぶAndroidの機種は、限られる。これは、数多くのAndoridメーカーが様々なユーザー向けに商品を開発しているから仕方ない。

使用されているCPUやGPUについては、iPhoneが機種が少ないので全般的に高性能ということが言える。iPhoneに搭載されているCPUとGPUは、テストでも最も高いベンチマークスコアを出している。だが、Androidは機種によって採用するCPUが異なるため、iPhone並みの高性能の機種は無い訳ではないが限られる。

カメラ性能も、iPhoneとAndroidでそれぞれ優劣がある。iPhoneは、画像処理技術に優れており、自然な色合いやディテールを再現した写真が撮れる。また、夜景モードやポートレートモードなどの機能も進化しており、高画質な写真撮影が可能だ。

一方、Androidは、機種によってカメラ性能が大きく異なる。高画質カメラ搭載のハイエンドモデルであれば、iPhoneと遜色ないか、優れているという評価もある。しかし、ミドルレンジ以下のモデルでは、画質や機能面で劣る場合もある。

とはいえ、カメラの性能よりカメラアプリが重要という考え方もある。AI技術を活用した被写体認識やボケ効果などの機能も進化しており、カメラアプリの性能も重要な要素となっている。ハードウエアの違いは、そのうちに関係なくなるかもしれない。

だから、「高性能」という点においては、最新のハイエンドモデルであれば、iPhoneもAndroidも非常に高い性能を発揮する。どちらが「より高性能か」は、具体的なAndoridの機種やユーザーのニーズに大きく依存するだろう。

だが、Androidの方が、最新のテクノロジーを搭載したハイスペックな端末が多く、Circle to SearchやMagic Editorなどの新機能はAndoridという印象が個人的にはある。

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