渋谷で写真展に行く

by Shogo

三連休終了。三日とも出かけていたので疲れた。体力的には一日は休息が必要な年になっているようだが、スケジュールがが許してくれない。といっても仕事でないので行かなければ良いだけだが、それが浮き世の義理。

中日の土曜日の夕方、ようやく渋谷に行けた。渋谷のルデコで渡部さとるさんのワークショップ2Bのグループ展を見に行ったのだ。渋谷の駅からルデコに向かうこの場所はいつも通るたびに写真を撮ってしまう。あるいは風景に撮らされてしまう。何が良いか考えると渋谷川に垂直に建物が並んでいることと川のゆるやかな蛇行がポイントで写真を撮りたくなるのだと思われる。

渡部さとるさんのワークショップ2Bのグループ展はいつものように2階と3階で、それ以外に地下と6階の展示もあり4つのグループ展が開かれていた。気に入った写真は、2階の砂浜をアップで撮って植物がアクセントになっている写真やトタンをカラーで撮ったもの。3階では多摩川の支流を朝の暗い光で撮ったモノクロ、同じ階のモノクロで鈍い光をあつめたもの。6階では新潟の子供の頃の通学路を撮ったモノクロと主に壁を撮った白焼きのモノクロ。地下では、抽象画風に近景の一部を切り取ったモノクロが気になった。

4フロア合わせて、1人を除く全員がフィルムカメラで撮影、その一人もデジタルで撮影してデジタルネガを作成してアナログで印画紙に感光させているということで全員がアナログ写真ということだった。これはフィルムのためにも非常に喜ばしい。もっとフィルムを使ってフィルム文化を守ろうという人がまだまだいるということだ。何人かと話したがみんなフィルムが好きで、デジタルの電子絵描きは嘘っぽいから嫌いだということが共通していた。もちろん写真をやる人だからデジタルは使うが作品を作るのはフィルムということのようだ。

帰りは何人かと居酒屋で近況報告。みんな忙しそうだが写真を撮っているとのこと。このところカメラよりプリントに集中ということで、これは私も同感。

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