やっと週末。今朝は朝から天気は良くない。久しぶりにゆっくり眠ることができたので、遅めの散歩に出かけたが少し雨が降り始めた。今日は一日雨になるそうだ。 どこかに桜でも撮りに出かけようかと思っていたが無理そうだ。風も強いので明日まで桜がどれだけ残るのだろうか。
桜は華やかに急に咲いてあっさりと散ってしまう。この辺りが日本人の美意識にあっているのかもしれない。運命をあっさりと受け入れて諦めが良い。
地震からもうすぐ一ヶ月。東北ではまだ不明の人の捜索が続き、被災者の数は増え続けている。福島第一原発もまだどうなるか分からない状況だ。東芝が廃炉への工程表を出したそうだが、燃料棒などの回収まで5年、すべての工程を終えて更地になって永久立ち入り禁止になるまで10年。気の遠くなるよな年月と作業が必要だそうだ。
今週、気になったのは、ニュースで原子炉の格納庫は早い段階で破損して燃料棒が熔解して下におちているかもしれないということ。当初、水素爆発と言われてことは実は最悪の事故と言われるチャイナシンドロームとそれに伴う爆発だったことになる。そう考えると各地で15日、16日に観測された以上に高い放射能値の説明もつく。
問題は、それが今になって分かったのか、分かっていたが隠していたのかどうかだ。隠していたとすれば、付近の住民の即時退避させなかったことと合わせると明らかな犯罪だ。住民の生命を危険に冒したことになる。こういうことを疑いたくないが、政府や東京電力などの発表はレントゲン一回分の被曝量であるとか、大量のほうれん草を食べなければ大丈夫とか、それが誘発するかもしれないリスクの説明もせずに非常に不親切か詐欺的な弁説を弄しているように思える。
そして自主退避だ。そんな話は聞いたことがない。リスクがあるなら全員、強制的に避難させるのが、国民の生命と健康に責任を持つ政府の役割だと思うが間違っているのだろうか。譲っても退避を説得する責任があるような気がする。
午後は雨の中、外出だが、少なくても花粉は少ないだろう。
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