Netflixのシェア

by Shogo

このところ、Netflixをほとんど見ていない。時間がないと言うこともあるが、2月にDisney+を契約して時間があるときは、Star Wars関係を見ているからだ。個人的はNetflixでは見るものはない。と言うことで、Netflixのキャンセルをしようとしたところ、家族の反対でできずにいる。

Netflixは契約者数が落ち込んだが、というより成長が鈍化していたが、2022年第4四半期で持ち直して、2億3,000万人の契約者がいる。日本でもシェアは高い。一部の統計によれば、Amazon Prime Videoより上の一位だ。これは、プライム会員との定義の違いもあり、会員数だけでは二位だろう。

最近、1U-NEXT とParaviが統合を発表して、Amazon Prime Video、Netflixに次ぐ人のシェアを持つことになる。海外映画・テレビに強いU-NEXTと国内テレビ映像が豊富なParaviが一体化することにより、Netflixに対してつよい競争力を持つかもしれない。しかし現時点では20%を超える映像配信サービスのシェアを持つNetflixに対してU-NEXTとParaviのと合わせても15%に満たないから、まだまだ差は大きい。

定額映像配信サービスの日本市場の規模は、2021年の古い数字となるが、全体で842万人に過ぎず、やはり有料のサービスは、日本では難しい。そこで、U-NEXT +Paraviとの競争に勝ち、日本で契約者数を増やしていくのは難しいのかもしれない。

そのNetflixは、2023年にアジア太平洋地域におけるコンテンツ投資を10億ドルにすると言われている。これまでNetflixは韓国に力を入れてきた。2021年だけで5億ドルを投資して、数々のヒット策を見出している。その中の1つはあの「イカゲーム」だ。結果としてNetflixの韓国におけるシェアは36%で日本よりはるかに高い。

本国アメリカでは、競争が厳しいと言うこともあるが、そのシェアは20%程度だ。しかし、ヨーロッパ各国では、40%前後と韓国よりも高いシェアを持っている。韓国のケースと同じように、ヨーロッパ各国の様々な制作会社にオリジナルドラマを発注して、それがヨーロッパ各国でヒットしているからと思われる。

Netflixにとって今後の課題は多分インドであろう。インドでの映像配信サービスのでのシェアは3%に過ぎなく、成長の余地は大きい。現在のインド国内サービスが強く、高いシェアを持っており、こことの競争に勝てていない。Netflixは今後契約者数を増やすためには、人口も多いインドをどうやって攻略するかが重要なのだろう。

今日は今年初めての山登り。花粉が心配だ。

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