コロナ禍からの復活

by Shogo

4月以降は大学も新型コロナウィルス感染症流行の前の状態に戻るようだ。それは、多くの対策が解消される。例えば、感染者の追跡のために座席指定が行われていたが、その指定がなくなると言うようなだ。教師にとって大きな変化だ。大学にとどまらず、パンデミックにより様々な行動が制限されていたが、それがなくなると思うと気が軽くなる。

このパンデミックにより旅行業界は大きな影響受けていた。2020年は旅行業界にとって最悪の年となった。2019年まで国際線利用者数は順調に伸びて、15億人近くまで達していた。これは1980年頃には3億人にも満たなかった国際線利用者数が順調に伸びていた結果だ。

この要因は様々ある。グローバル化や冷戦の終結による経済発展とその結果としての世界全体での所得の伸びが考えられるし、ジャンボの引退の時に書いた飛行機の大型化による航空運賃の低廉化も影響していたと思われる。しかし、新型コロナウィルスは、国際旅行大きな影響与えた。旅行者数は、2020年には、2019年から11億人も減少して4億人を割ってしまった。2021年も同様で、そこからわずか11%しか回復していない。それが2022年にはコロナ禍前の5割から7割に回復するようだ。まだ、統計がまとまっていないが、場合によっては10億人を回復している可能性もあるかもしれないようだ。

2023年の見込みは、コロナ前の2019年の8割から9割までの回復が見込まれていると言う。つまり、2023年には確実に10億人の大台に戻す。

航空会社にとどまらず、旅行業界全体で大きな影響を受けている。宿泊も同様で、Airbnbは、2020年には宿泊数の前年比が60%まで減少したそうだ。それが2021年には2019年の数字の9割以上まで回復し、2022年には、2019年の数字から66%も増加してきている。Airbnbで宿泊業界の数字を代表できないが、一部とは言え、宿泊も戻っていると言ってもいい。

JALのセールのサーバダウンも、コロナ禍収束という雰囲気がなければここらなかった。(それ以前にセールそのものがなかっただろうが)

最近といっても、コロナ禍前までだが、旅行に行く時は、1都市のみ・最低1週間と決めていた。どこにも移動せずに、その街でのんびり過ごすというのがポリシーだ。そういう意味で、安いAirbnbに泊まって、朝はのんびりと朝食を作って過ごすのが基本的なスタイルとなっている。そういうバジェット志向の旅行者の旅行者が多いのか、Airbnbは回復が早い。

3年前のリスボン以来、久しぶりに旅行に行こうとして、パスポートを見たら昨年年末に切れていた。旅行それも海外旅行に行くような発想はなかったから、パスポートをチェックする気などなかったから、当然のことであろう。でも、今年はパンデミック収束で旅行ができそうだ。

昨夜テレビで侍ジャパンの試合を見ていると、東京ドームは屋内と言うこともあるが、観客は全員マスクをしている。ニュースで他の会場を見ると、屋外と言うこともあるが、誰もマスクをしていないというのが印象的だ。

それと、大きな違いは東京ドームは満席だが、他の会場は空席が目立つ。WBCは日本では大きなイベントだが、他の地域では、特にアメリカではそうでもない。そもそもアメリカ人にとってはワールドシリーズが最高の野球の大会であって、それ以外は紛い物と言う感じがするのかもしれない。

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