宇宙開発予算3位は日本

by Shogo

JAXAのH3ロケットの打ち上げ失敗は残念だった。関係者の心労を考えるとこちらまで辛い。

このニュースに関連して、世界各国の宇宙開発の予算がまとめられていた。1位は、アメリカで620億ドル、2位が中国で120億ドル。この2カ国は桁違いの予算だ。3位には、なんと日本が入り、50億ドル。日本が3位とは知らなかった。

4位にはフランスが42億ドル、ロシアは34億ドルで5位。ロシアは打ち上げ実績も多いが、意外と予算は少ない。経済規模を考えると、それでも多額を支出しているのかもしれない。6位がEUで26億ドルで続き、ドイツが25億ドルで7位。8位がインドで20億ドル。

この各国別の予算を見ると、日本の開発費が決して少ないわけではないことがよくわかる。だが、アメリカに比べると、その8%に過ぎないから限界はあるのだろう。それにしても、アメリカだけが突出した予算で、このランキングの2位から8位までの他のすべての国の合計でも半分程度にしかならない。

H3ロケットは、打ち上げ費用の低廉化を目指して制作コストを削減しているそうだ。一回の打ち上げ費用が50億程度と言われており、現時点ではある程度の競争力があると考えられている。しかしながら、スペースXのファルコンは再利用が可能であり、今後開発が進めば、1回の打ち上げ費用は20億円を切るとスペースXは主張しているようだ。これを考えると、H3ロケットが成功しても、経済的な競争力は高くない。ロシアに対する制裁で、ロシアのロケットが利用できない現状を考えると、日本の宇宙開発のチャンスだが、打ち上げに失敗しているようで、その可能性は低い。

近所の貧しく技術力もないと言われる国が大陸間弾道弾のロケット打ち上げて、成功している現状を見るに付け、違いがどこにあるのだろう。ロケットとミサイルは違うとは言え、打ち上げるという点では技術的な共通点は多いと想像する。彼らがどうして成功しているのだろうか。

ともかく、アメリカよりは圧倒的に少ない予算ながらも、日本は世界3位の宇宙開発予算があることを考えると、早く、経済効率の良いロケット成功させてもらいたいものだ。

昨日は棒ノ嶺に登り、後で温泉と居酒屋と言ういつものコースで帰ってきた。暑くもなく、寒くもなく、花粉以外は非常に快適だった。参加者全員の調子も良く予定よりも早く登って降りてきたので、ゆっくりと温泉を楽しんで2時間も居酒屋で飲んでいたにもかかわらず、侍ジャパンのゲームに間に合うように帰って来れた。

試合は、最初はチェコのあまりにもスピードの遅い投球によりタイミング合わずにイライラした。それでも結果が良くてよかった。それにしてもアマチュアのような投手が投げる遅いスピードの球は、大谷のような選手でもタイミングが合わない。プロの選手だから、遅すぎて合わないのは面白いと言えば面白い。普通のプロの投手なら大谷を三球三振にとるのは難しいだろうに。

結果が良かったからそう言えるが、もし負けていたらと思うとそんな事は言っていられない。

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