Netflixが第3四半期決算を発表して、900万人の加入者の増加を発表した。ハリウッドの俳優や作家のストライキでエンターテイメント業界が停止している中で、今年加入者が増加するのは難しいと言うふうに考えていたが、そうでもないようだ。これでNetflixの加入者総数は2億4700万人となる。この結果、第3四半期の収益は85億ドルに達して前年比8%と非常に好調のようだ。
しかし、加入者も増え、収益も好調の中でNetflixは広告なしプレミアムプランの月額料金を19.99ドルから22.99ドルに近々値上げすると発表した。今回の発表では米国だけではなく、イギリスやフランスでも同様に値上げをすると言う。日本についての発表は無いので、日本での値上げはすぐないかもしれないが、同様に値上げになるだろう。不思議なのはプレミアムプランが値上げになるが、スタンダードプランの月額料金は15.49ドルのままで値上げは無い。
前回の値上げは、アメリカでは2022年1月からなのでプレミアムプランとしては、2年続けての値上げとなる。日本でもアメリカより1ヵ月遅れで2022年2月に値上げをされているので、日本のプレミアムプランもアメリカの値上げに続いて、すぐに上げられるだろう。我が家はスタンダードプランなので、アメリカと同じスタイルの値上げであれば影響受けないと言うことになる。
アナリストは、今回の値上げについては、広告付きプランの6.99ドルの魅力を高め、広告付きプラン加入者の増加の戦略をとっているものと見ている。広告付きプラン加入者が増えれば、当然広告料金広告収入が増加し、新たな収益期限として見込めるからなのだろう。しかしながら、Netflixは広告付きプランの契約者数を決算発表の際にも一切発表していない。多分広告セールスの際に広告で仕向けには国別の契約者数などを提示して説明をしているのだろうが。それも一切報道などには漏れてこないので、広告付きプランの契約者に関しては全く何の情報もない。今回増えた900万人のうちに広告付きプラン加入者はどの程度含まれていて、その結果総数がどうなったかに興味がある。広告販売には、少なくとも各国別に数百万人単位の数がないと売れないと思っているからだ。
Netflixの契約をしているが、家族は何か見ているようだが、個人的にはこの半年ほどNetflixを見ていない。時間がないと言うこともあるが、どうしても見たいと言う番組がないからだ。Netflixでは「The Crown」や「Revel Moon」も「ワンピース」が話題となっているようだがどうも見たい種類の番組でもない。時々時間のある時にNetflixのトップ画面を見るのだが、見たい番組がなくそれを閉じてしまうということがある。このような状況なので契約を終了したいのだが、家族は見たいものがあると言うので、まだ契約している。同様にDisney+もStar Warsのスピンオフ番組をいくつか見た後、全く見ていないので、これは早々に契約を終了したほうがよさそうだ。Disney +を解約したら、Apple TV+でも契約をして、メッシと「Ted Rasso」でも見てみようか。