ChatGPTの有料版は月額20ドル

by Shogo

ChatGPTの有料版のChatGPT Plusが、もうすぐ月額20ドルで提供されることが発表された。有料版の利用者はChatGPTを24時間利用でき、より早いレスポンスと新機能が利用できると言う。新機能については、具体的には何も発表されていない。

無料版も当面は引き続きサービスされるようだが、ピーク時には利用制限がかかり、常に誰でも利用できるとは限らないようだ。

既にChatGPTに関する話題がネットやメディア上に溢れている。どれもこれも肯定的なものばかりで、単純に検索の代替というより、他のソフトと組み合わせた紹介も多い。すでにしばらく使っているが、私は十分に使いこなしていると言えないようだ。

ある意味で情報の爆発状態で、ChatGPTの話題を見ない日がない。このために、利用者はうなぎ登りのようだ。オープンAIは現時点の正確な利用者数を発表していないが、アメリカの報道では12月に5,700万人の月間アクティブユーザを獲得していると言う。投資銀行のUBSの見込みでは、1月には1億人を突破するとと言うことだ。この普及のスピードは、現在までのサービスでは、圧倒的なスピードだ。1億人達成は今まで最速だったTikTokが9ヶ月、Instagramは2年半だった。

同じく、UBSの推定では、1日の平均ユニークユーザ数は1,300万人。このうちどの程度が有料版を利用するかを現時点ではわからないが、月額20ドルならば、多くが利用すると感じている。有料版のウェイティングリストの登録をした際に、有料版についてのアンケートがあった。その時に有料版にいくら払うかと言うことを聞かれた。この際にいくらと答えたか忘れているのだが、20ドルではその能力に比べると割安な感じがする。

最近のオープンAIのCEOのサム・アルトマンのツイートによれば、1チャットについて、1桁セントの費用がかかっていると言う。Microsoftは兆円単位の投資をするが、そのほとんどの費用はコンピューターパワーの購入に当てられると言う。それを考えると、検索のような単純な答えを教えてくれると言うよりも、会話ができる相手に月に20ドル払うのは高いことではない。

有料版の提供は現時点では、まだアメリカ国内だけで他の国についても近い将来提供が始まるそうだ。

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