2021年はデジタルデトックスが必要だ

by Shogo

デジタルデトックス言う言葉を時々聞く。私も、デジタルのデトックスが必要な気がしてきた。

デジタル中毒

四六時中、スマホのメールやLINEに連絡が入ってないかどうか確認したりしている。LINEやメールのコミュニケーション以外にも、FacebookのMessengerに連絡が入るケースもある。電話はほとんどかかってこないから、電話は使わないが、それ以外のアプリを使ってしまう。1日に何度もチェックしてしまうのが、Fitbitのアプリだ。1時間に250歩以上を歩かかないと、動かなかったら時間として記録されてしまうので、1日に何度もその時間に何歩歩いてるか確認している。

電車に乗っている時などは、スマホのKindleで読みかけの本を読む。家に帰ってくると、iPadかKindleで続きを読む。本に飽きるとテレビをつけて、YouTube、Netflix、Amazon Prime Videoのどれかを見る。新聞は電子版だから、PCかiPadで読む。これでもまだ救われているのは、ゲームをやらないからだ。

ソーシャルメディアの中毒性

FacebookやTwitterはなるべく見ないようにしているが、それでも日に1度や2度は気になって見てしまう。友人などが何をしているか、言っているか気になってしまうのだ。全部合わせると、起きている時間の半分はデジタル機器のスクリーンを見ていることになる。

ブルーライト

スマートフォンやiPadが、身の回りにあるようになってからは確実にスクリーンを見て過ごすことが増えている。よく言われているように、スクリーンから出るブルーライトが安眠を妨げる。その安眠も、朝起きるとFitbitと接続しているiPhoneでチェックするのだから、何をしているのかわからない。

メディア接触のうち、過半数はデジタル

これは私だけの習慣ではなく、多くの人の行動パターンだ。博報堂が行っている「メディア定点調査」によればスマホの普及に合わせてメディア接触時間が増えており、週平均の1日あたりのメディア接触時間は2020年で411.7分。この時間のうち、デジタルメディアにあたるパソコン・タブレット端末・携帯電話・スマートフォンの合計のシェアは51.6%と過半数に達している。これは全体なので、10代20代に絞ると.男性でデジタルメディアのシェアは7割以上、女性で6割以上となっている。

YouTubeの無限ループ

2020年のステイホームのために、使用頻度が増えたアプリとしてYouTubeが挙げられている。YouTubeはさらに厄介で中毒性が高い。何かを見るとそれに関連したビデオが自動的に再生されたり、右端に候補が列挙され、ついつい続けて見てしまうことになる。見始めると、なかなか止められないループに追い込まれる。その結果として、YouTubeを見てしまう時間がどんどん伸びてゆく。

手元に置かないことが第一歩

デジタルデトックスを心がけるが、なかなか治らない。コミュニケーション・アプリに、何か連絡が入ってないか確認したくなるのは、癖だから仕方がない。だから、家の中では手元にスマホを置かない方が良いと言われている。特に寝室にスマホを持ち込むのは最悪の行動だ。

以前は枕元に置いて、夜中に目が覚めた時にもメールが入っていないかどうか確認していた。それは、海外との仕事で、夜中にメールが入る可能性があるのでチェックしていたのだ。これも止めた方が良い習慣だ。今は、きっぱりとスマホはリビングに置いて寝るようにしている。

デジタルデトックスに関して、デジタル機器を手元におかないのが、基本のキだ。次のYouTubeだが.ダラダラと見ないで、見ようと決めた分を見たら、意志を持って止めると言うことにしよう。ただ、これはできるかどうかわからない。NetflixとAmazon Prime Videoに関しては、シーズンがいくつもあるような長いテレビドラマが好きなので、これも続けて見てしまう癖がある。週に1度のテレビ番組を見ていたように、1本見たらやめると言うふうにしようと思う。(できるかどうかわからないが)

広告媒体第一位

このようにデジタルメディアは中毒性があり、接触時間が長いので、広告媒体としても最適だ。2019年には、インターネット広告が、テレビ広告を追い抜いた。インターネット広告が伸びているのは、メディアとして接触時間が伸びて、中毒性があることが、関係している。

マス4媒体と言われるような新聞・雑誌・ラジオ・テレビの広告費は減少を続けている。それはマス4媒体が媒体としてもインターネットに飲み込まれているからで、新聞のニュース、雑誌の記事、ラジオ・テレビの番組と言ったことが全てインターネット上で行われる。だからますますデジタル機器を通じて、私たちは情報娯楽行動をとることになる。これを自然の流れとして受け入れるか、デジタルデトックスをして、1日の中で決めた時間や決めた場所ではデジタル機器に接触しないとようにするしかない。

趣味が必要だ

デジタルデトックスをするためには、何かスクリーンを見ない様な趣味を持つことが大事なような気がする。カメラでは、デジタルとなると、スクリーンを見てしまう。フィルムの頻度を増やそうか。2021年もステイホームが続くので、少なくともYouTube、Netflix、Amazon Prime Videoについては少し時間を減らすことを目標にしよう。

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