Instagramの不具合が、アメリカでIRedditなどでは話題になっている。InstagramやThreadsのユーザーから、アカウントが凍結されたり、投稿が制限されたりするなどの事象について投稿されている。日本では、どうなのかは、たまに写真を投稿する程度なのでよく分からない。
Instagramの責任者のアダム・モセリ氏が、この問題についてThreads上で言及し、人間の審査員が「文脈を十分に理解しないまま判断を下している」ことが原因だと説明したそうだ。さらに、モセリ氏は、同社が使用しているツールの1つが「故障」し、審査員が判断に必要な情報を得られない状態になっていることも明らかにした。
だが、本当の理由はわからないという意見も散見される。例えば、あるニュースライターは、13歳未満であることを理由にアカウントを凍結されたそうだ。Instagramの利用規約では13歳未満の利用を禁止しているが、このライターはMetaの要求に応じて身分証明書を提出したにもかかわらず、アカウントは復旧されなかったそうだ。
ユーザーからは、アカウントや投稿の凍結以外にも、コンテンツのランキングが下がったり、投稿のエンゲージメントがゼロになったりするなどの報告もされている。これらの不具合により、フォロワーは自分がフォローしている最新の投稿をフィードで見ることができなくなっているケースもあるようだ。だが、Metaはこの原因をまだ特定できていないとのことだ。
Metaは、副大統領候補のJD Vance氏に関するリーク文書へのリンクをブロックしていたそうだが、。回の不具合との関連性は不明だと発表している。Instagramのコンテンツコントロールが混乱しているということなのだろう。このようなことで、Metaのプラットフォームにおけるコンテンツ 審査の問題が注目を集めている。
Instagramは、これらの問題を解決するために、審査担当者へのトレーニングを強化し、ツールを改善するなどの対策を講じていると発表している。しかし、たくさんの不具合が発生している現状を考えると根本的な解決には、AIによるコンテンツ 審査の精度向上や、透明性の高い 審査プロセスの確立など、より抜本的な改革が必要だろう。
Instagramの不具合は、Metaにも、いつまで続くのかどうかわからないようだ。人間の審査プロセスに問題があるのなら、日本では同じような不具合は起こらないのかもしれない。
