iPhone Flip

by Shogo

スマートフォン市場は、折りたたみ式の登場により新たな局面を迎えている。SamsungやGoogle、Xiaomi、Motorolaなどが次々と折りたたみ式モデルを発表する中、Appleの「iPhone Flip」に関する噂も報道された。

iPhone Flipは、Samsung Galaxy Z Flip 5やMotorola Razr Plusのようなクラムシェルデザインを採用すると報じられている。Appleは、これまで新技術の採用に慎重な姿勢を見せてきた。初代から大きなデザインは変わっていない。

iPhoneの新しいデザインとしては、さらに7.5インチから9インチに及ぶディスプレイサイズのプロトタイプも開発中とされており、その中にはiPad Miniサイズの折りたたみタブレットも含まれる可能性があるそうだ。スティーブ・ジョブスは、iPhoneの大型化に反対だったそうだが、もう彼はいない。

以下のようなiPhone Flipの新しい機能も噂として報道されている。

  • 自己修復スクリーン  特許情報によれば、iPhone Flipは「自己修復」技術を搭載する可能性。この技術は、熱や光、電流などを利用してスクリーン上の小さな傷やへこみを自動的に修復する。
  • 多様なディスプレイサイズ  Appleは7.5インチから9インチまでのディスプレイサイズで複数のプロトタイプをテストしている。これにより、小型モデルからタブレットに近い大型モデルまで幅広い選択肢が提供される。
  • 耐久性と薄型化  Appleはデバイスの薄型化にも注力しており、現行モデルよりも半分ほど薄い設計を目指している。
  • 外部ディスプレイにカラーEインク採用  バッテリー消費を抑えるために外部ディスプレイにカラーEインク技術を採用する。

とくに自己修復スクリーンには興味がある。これが登場すればスクリーン保護フィルム市場が消えるのだろう。

発売時期

アナリストによると、iPhone Flipの発売時期は2025年から2027年の間と予測されている。Appleは現在、折りたたみ式ディスプレイの供給パートナーを確保している段階であり、この動きが製品化への準備を進めている証拠とされている。

価格帯

価格については以下のような予測がされているという。

  • コンパクトモデル:$1,200(約17万円)程度
  • タブレット型大型モデル:$2,000(約28万円)以上

この価格帯はSamsung Galaxy FoldシリーズやGalaxy Z Flipシリーズと比較しても競争力がある。だが、円安のご時世で、高性能PC並の値段だ。iPhoneそのものが高性能PCだから仕方ないが。

AppleはWWDC 2024でマルチタスク対応の分割画面機能を発表しており、この技術がiPhone Flipにも活用される可能性があるようだ。Android陣営ではすでに複数画面対応ソフトウェアが前から登場しており、Appleもこれに追随する。大抵の場合は、新しい機能はAndroidで登場してきたから同じパターンだ。

噂になっているiPhone Flipは、そのデザインだけでなく、自己修復スクリーンや多様なディスプレイサイズなど、多くの要素が盛り込まれるようだ。2025年以降に登場すると予測されるこの新製品の詳細が早く知りたい。次の買い替えをいつにするのか悩ましい。

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