YouTubeは2021年の年間ランキング発表した。今年のトップトレンド動画はHIKAKIN TVが登録者10,000,000人を記録する瞬間をライブ配信した「HIKAKIN TV 登録者10,000,000人に行くまで生配信」が1位になった。やはり、HIKAKINは今年も強かった。それにしても1,000万人と言うのは凄い人数だ。東京都の人口が1,400万人程度と言われるから、それに近い数字を集めている。そういう意味ですでに、テレビ級のメディアと言うことだ。1,000万人達成も、この番組の企画に際して、Twitterで呼びかけられて、登録者がどんどん増えて10分間で13,000人も登録者が増えたと言うことだ。これ自体YouTubeのチャンネルが、既に社会現象になっている表れだ。
2位にはNHKの「オリンピック開会式ピクトグラム50個パフォーマンス」が選ばれ、3位にはこれも人気が高いフィッシャーズの投稿が選ばれている。
学びのジャンルも、今年も引き続き強く、「Kevin’s English Room」が国内急成長クリエイターランキング2位に入っている。1位は、「ジャにのちゃんねる」と言うことだ。どちらを見たことがなかったので見てみた。「ジャにのちゃんねる」は嵐の二宮和也やKAT-TUN・中丸雄一、Sexy Zone・菊池風磨、Hey! Say! JUMP・山田涼介のジャニーズの人たちの日常生活のようなチャネルで、いずれもファンの多い人たちだから登録者が増えるのは当然かもしれない。Kevin’s English Roomは、日常生活の英語の使い方を、雑談風に説明してくれている番組なので、とっつきやすい英語と言うことなのだろうか。どちらも個人的には見ることがない内容だ。当然私のようなものは、最初からターゲットではない。
日本のYouTubeの利用者数は6,900万人と言われ、これを単一の放送局と考えるとどの放送局よりも多くの利用可能者数を持っていることになる。この場合もちろんキー局も単一のローカル曲として考えた場合だ。
「ジャにのちゃんねる」のように芸能人も出てきたり、学びや料理などジャンルも多岐にわたることから、これからもますます利用者が増え、完全に家庭のテレビ受像機の中のチャネルの1つとして定着していくものと思われる。