DAZNが、フランスリーグ・アンの日本での独占放送権を獲得した。8月5日から、放送開始する。先日来日したパリ・サンジェルマンには、メッシ、ネイマール、ムバッペなどの人気選手がいる。さらに、日本人選手も、南野がモナコ、川島がストラスブール、オナイウ阿道がトゥールーズ、伊藤純也がスタッド・ランスに所属しており、これらの選手が見られるのは魅力だ。それだけで、契約しないけどね。
DAZNも、リーグ・アンが取れて、ほっとしているのかもしれない。英プレミアリーグについてはDAZNからは先日努力を続けていると言う発表の後は何もない。プレミアリーグの放送権は、2022 -23から3シーズンから、韓国エクラ・メディア・グループが落札して、SPOTV NOWで配信。さらに、これに加えて、Abema TVがエクラ・メディア・グループからサブライセンスを得て、2002-23シーズンの380試合中114試合の配信を発表している。Abema TVは、一部は、無料放送だ。AbemaTVは、月額960円。SPOTV NOWは月額1300円でプレミアリーグ全試合が見られる。
AbemaTVは、FIFAワールドカップの全試合の無料放送に続いて、プレミアリーグも放送することにより、サッカーのブランドイメージが確立する。
当然DAZNもエクラ・メディア・グループとサブライセンスの交渉しているのであろうが、AbemaTVが114試合のサブライセンスを決めたことにより苦しい状況になっている可能性が高い。DAZNは、今年の2月に値上げを決めたばかりだが、Jリーグ頼みで、Jリーグのシーズンオフは解約が多くなることも予想される。フランスリーグ・アンで、どこまで引き止められるか。
世界中で動画配信サービスが、スポーツ放送権を買い漁っている。これは、日本も例外ではない。