昨日から雨が降り続いている。ドイツのサイトによれば、昨日と今日は風向きの関係で放射性物質がかなり西まで飛んでいるそうだ。政府やメディアがこのような情報を積極的に発表して欲しいが、パニックを恐れるという理由だと思うが、公開されることはない。
今週の国会の証人喚問で明らかになったのは、東京に住んでいる人ですら事故後の二ヶ月で国際基準を超える被曝をしたということ。関東圏の人口の0.5%のガンの罹患率の上昇ということなのだろうか。ただ、これも国際基準では超えているが、今回制定された国内基準では遙かに基準内だから問題ないと言うのだろう。日本では生命は安いのか。
話は変わって写真の話題。写真家の渡部さとるさんのブログによれば、7月1日からコダックのモノクロフィルムのTri-XとT-Maxブローニーが3割程度値上げになるらしい。昨年末まではかなり使っていたのだが、今年に入ってから35mmに集中しているので消費量は少ないが、今後も使うから少し備蓄しようかと考え中。使用期限の問題はあるが、冷蔵庫だと家族に文句を言われそうなのでワインセラーに保存すれば2年程度は持つかも知れないので、どれくらい「買い占めるか」検討しなければ。
その渡部さんのブログにも書かれているが、シグマのＳＤ１の価格が発表になって、その価格が70万円ということがずいぶん話題になっている。シグマのフォビオン という映像センサーは、その高精細さと独特の写りで人気が高く、ＳＤ１のサンプル画像が発表されて以来、発売を待ち焦がれている人が多いそうだが、その価格に落胆があちこちで上がっている。
私も最初のDP1が出たときに手に入れてしばらく使ったが、このところ、このブログで使う画像を除いてデジタル写真は撮らないから、新しいデジカメにはまったく興味がなくなった。なので70万円でも7万円でも関係ない。むしろフィルムの値上げや生産中止が目下の関心事だ。
