ChatGPTのスマホアプリ公開

by Shogo

広島サミットは終わったが、広島の学校の休校も含めて、本日まで様々な規制が残っている。


規制と言えば、今回の広島サミットの議題の1つであったAI技術の規制については、具体的な議論には踏み込めず、「広島AIプロセス」と言うプロジェクトを立ち上げ、各国の担当閣僚の議論により年内に見解を取りまとめることだけが決まった。これもいつものパターンである。具体的な中身に踏み込むと規制か開発促進で意見が分かれるのは確実だから、今後話し合いましょうと言うことだけを決めたと言うことだ。つまり何も決まっていない。


一方では、Open AIやGoogleなどに加えて、新たにAppleもAIに取り組むことを明らかにしており、今後ますます、多くの企業により開発が進む事は確実だ。


このところ、無料のChatGPTやBingよりもBardを使うことが多くなった。理由は特には無い。なんとなくインターフェイスが見られた気がするだけかもしれない。


しかし、状況が変わるかもしれない新たな取り組みがOpen AIから先週発表された。ChatGPTのiOS版のリリースだ。このスマホ用のアプリはAppleの音声アシスタントのSiriに対応しており、音声で問いかけることができる。まさにチャットできるわけだ。残念ながら現時点では回答はTextで返される。多分、その方が使いやすいから、音声の回答が選べてもTextを選ぶだろうが。


Bingも音声コマンドに対応している。こちらも音声に反応してテキストで回答がされる。Open AIのChatGPTアプリは、日本での公開はまだ数週間先と言われるのでまだ試していない。しかし使い方は同じようなことなのだろう。PC版で、強力ながGTP-4が動いている、ChatGPT Plusは月額20ドルの有料なので、現時点ではまだ試していない。それは私が聞くような簡単なことは、GTP-3.5の無料バージョンでもなんだ問題がないからだ。また、MicrosoftのBingでも全く不満がない回答がされ、Bardと同じように参照するURLが同時にも示されるので使い勝手が良い。


現時点では、アメリカの企業が、AI技術の研究では先行しており、これを規制しようと言う動きは、仮にG7で話し合っても、アメリカも含めてG7で意見の統一がされるのは難しいであろう。しかも内容を鵜呑みにしないことなど、使い方を気をつければ、こんな便利なものはない。規制する方がおかしい。


それがスマホで音声入力ができると言うことであれば、さらに普及する事は間違いない。現時点ではiOS版のみだが、近日中にAndroid版も公開されると言うことなので、スマホで簡単に使えるようになると、AI技術は、ますます生活に身近になってくる。

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