TikTokもTwitter競合サービス開始

by Shogo

ショートビデオの投稿が中心のTikTokが新たにテクストだけの投稿オプションも加えて、Twitterと競合するサービスを開始した。Twitterと書いたが、昨日から既にブランドは「X」に変更されているが、わかりやすくTwitterと書く。Metaも、今月Twitterと競合するソーシャルメディアアプリ、Threadsを導入して、テキストによる情報インフラの確立を図っている。どちらも、Twitterの混乱やユーザーの不満につけ込む狙いだ。

それにしても、TwitterキラーがTikTokとは驚きだ。ビデオのみが投稿できたTikTokが、テキストだけで投稿できるようになるのは予想もできなかったことだ。

今までは、TikTokは、ビデオのキャプションやコメントの入力、あるいはビデオや画像の上にテキストを入力することもできた。しかし、テキストだけで会話しようとすると、テキストを他のアプリで作成して、それのスクリーンショットを投稿する以外に方法はなかった。今回新たに導入されるテキストのみの投稿は、特に新たな名称は無く、ビデオの投稿と同じく1つの投稿として扱われるようだ。

投稿できるテキストの長さは、最大1000文字で、テキストだけでも投稿可能だが、ユーザが音楽・背景色・ステッカーなどを利用してカスタマイズすることもできるようだ。今までの動画投稿のビデオの説明の2200文字、コメントの150文字の制限は変更がない。TikTokといえば、音楽のついた動画と言う思い込みがあるが、今後はTwitterと同じような使い方もできる。

TikTokの月間アクティブユーザは10億人以上と言われており、このユーザがそのままTwitterのようなテキストベースのコミュニケーション投稿が可能となる。これはMetaが、Instagramと連携するとは言え、別のアプリのダウンロードを必要としたのと違う戦略だ。MetaのThreadsは公開直後に1億ダウンロードを達成したが、その後エンゲージメント率が低下していると言われている。

Twitterの毎日のアクティブユーザ数に2億3700万人をめぐって、テキストベースの情報インフラ争奪にTikTokとMetaが加わってどうなるか。このようなプラットフォームビジネスでは勝者総取りの原則があるので、一部がTwitterからThreadsやTikTokに流れてシェアが均衡すると言う事は起こらない。かなり早い時期に勝負がついて、Twitterがなくなるか、競合がなくなる。仮に戦いに破れてもTikTokにとっては単に投稿のオプションが増えただけなので大きな影響がないと言う賢い選択だったのかもしれない。

一方、Twitterから名前を変えた「X」も話題が尽きない。「X」という名前はMetaやMicrosoftが商標登録していることがメディアで話題になっている。確かに、そのような1文字は世界中で商標登録がある可能性があり、今後その問題にイーロン・マスクは対応しなければいけないだろう。もちろん買い取れば済むことなのだが、それが額がいくらになるのか。

彼がこれほど「X」と言う名前にこだわるのだから、いくら払っても「X」の商標を獲得するのだろう。彼の会社は、最初はX.comで、それからSpace X、テスラはXシリーズだ。今回知ったのは、イーロン・マスクの子供の1人はXから始まる数字とテキストの名前で、略して「X」と呼ばれているそうだ。

なぜそれほど「X」にこだわるのかよくわからないが、確かに「X」はバツであり、既成概念の破壊と言うような意味があるのかもしれない。

それはさておき、様々なことが起こっているが、Twitterで今までは大きなユーザの移動が起きていない。今後はどうなるのかは、先にも書いたように状況は数ヶ月程度でわかるはずだ。

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