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日本代表は、三笘選手の終了間際の劇的な2得点で、FIFAワールドカップ・カタール大会への出場を決めた。最終予選の初番のもたつきで、大会出場が危ないかとも思っていたが、見事、オーストラリア代表にアウェイで勝って出場を決めた。サッカー関係者も本大会の放送権を買った会社もホッとしていることだろう。
ヨーロッパでは、イタリア代表が北マケドニア代表に敗れて、2大会連続でワールドカップ出場が消えた。ヨーロッパは強国も多いので、出場も難しいだろうが、それを考えても、日本は良かった。
ロシアのウクライナ侵略で、まさかカタール大会に影響はないと思うが、心配だ。UEFAとFIFAは、ロシア代表もロシアのクラブも、両団体が主催する大会への出場を禁止している。過去に4大会に出場し、自国開催だった2018年にはベスト8まで残ったが、当面、ワールドカップには出場できないだろう。
UEFAの主催するチャンピオンズ・リーグでもスパルタク・モスクワがドイツのライプツィヒと対戦する予定だったが、ライプツィヒの不戦勝が決まっている。
3年目に入ったパンデミックの影響で、全ての経済が停滞しているが、サッカーも例外でない。この状況を受けて、UEFAはクラブの財務状況が悪化したことを受けて、クラブの財務・運営ルールの見直しを行ってきたが、近く理事会にて決定される様子だ。
報道によると、クラブ運営費の支出は、収入の70%以下にすること、この新しい規則実施までに3年間の猶予期間を持つこと、サラリーキャップは含まれないことと予想されている。そのような、クラブ間の競争環境の維持のためのルールが検討されていて、4月初めにも決定されるようだ。
ウクライナの状況を考えると、そのようなルールはどうでも良いことのようにも思われてくる。