新型コロナウイルス感染症のために開催が遅れていた第5回ワールドベースボールクラシックの詳細が発表されていた。大会は2023年の3月8日から21日に本大会が開かれる。今回の大きな違いは、今まで予選と決勝が行われたカルフォルニアが外れ、マイアミ・マーリンズの本拠地ローンデポパークがアメリカの主要な会場となる。
第1次ラウンドはフロリダに加えて、東京ドーム、台中の台中国際野球場、アリゾナ・ダイヤモンドバックスの本拠地フェニックスのチェイスフィールドでも開催される。東京ドームはでは準決勝も行われる予定となっている。
2023年の大会の違いは、これまでの16チーム制から20チーム制になり、第4回大会と同じ16チームに加えて、9月と10月にドイツとパナマで行われる予選ラウンドを勝ち抜いた4チームが加わる予定となっている。
第1次ラウンドは、4つのプールで行われ、日本はオーストラリア、中国、韓国と予選通過チーム1チームで構成されるプールBに入る。ここで準々決勝まで勝ち残れば、アメリカで行われる決勝ラウンドに進むことになる。
今回は侍ジャパンの監督が変わって、元日ハムの栗山監督。だから余計に、メディアでは、大谷翔平の出場が話題になっている。栗山監督と言えば大谷翔平の育ての親で、その育ての親からの依頼に答えるかどうか。前回の2017年には出場を辞退している。大谷には、あまり無理しないで、体調を優先してプレイする方が良いので、強いプレッシャーをかけないであげてもらいたいものだ。確かに、大谷が出ると話題になるし、日本でもアメリカでも視聴率が取れそうだから、放送関係者は出場を願っているだろうが、彼らのために大谷はプレーしているわけではない。
前回日本は、アメリカに敗れ、ベストフォーに終わっている。来年がどうなのか楽しみだ。