日本勝利!

by Shogo

日本がドイツに勝った。

予想しない結果に希望を捨てちゃいけないと改めて思った。ドイツ代表はFIFAランキング11位。優勝経験のある強豪チームだ。対して日本代表は24位。FIFAランキングはあてにはならないが、大きく離れていれば傾向は分かる。ドイツ代表は、バイエルン・ミュンヘンの選手を中心にマンチェスター・シティやドルトムントのスター選手もいるスーパーチームだ。

試合前にはボロ負けになる予感もした。だが、試合が始まると予想とは違う展開に期待を感じた。前半8分過ぎに、うまい守備から素晴らしい攻撃を見せた。これは残念ながらオフサイドでなってしまったが、立ち上がりから期待されるところがあった。

互角とは言えないまでも、耐えて十分に戦っている日本代表を誇らしく思えた。ゴールキーパーの権田もよく守った。

前半にペナルティーによる失点の後も、よく耐えて、後半の堂安と浅野のゴールにつながった。どちらのゴールも素晴らしかった。

ドイツの激しい攻撃はゴールポスト直撃など何度もの幸運もあったのも事実だが、日本代表はよく戦った。森本監督の采配もよかった。チャンスを見据えて投入して堂安と浅野は直後にゴールを決めている。3バックも良かった。

こうなるとアディショナルタイムの7分は永遠に続くように長く感じる。ドイツ代表もそうだが日本代表も疲れきっているのがわかる。

この勝利は大きい。次はコスタリカ。そしてFIFAランキング7位のスペインだ。1次リーグ突破が見えてきた。

この試合の前でも、カタールに対する抗議の出来事が話題になった。One Loveのキャプテンマークをつけることを否定したFIFAに対して、ドイツ代表は、試合前の記念撮影でチーム全員が口を手で被った写真を撮った、そして、ドイツ代表は、公式Twitterで「腕章をつけることを否定する事は、私たちが自由に発言することも否定することだ。ドイツ代表は立場を貫くます」発言した。

一方、日本の田島会長はインタビューで、「サッカー以外のことにすると話題にするのは好ましくない、サッカーに集中する時だと思っている。他のチームもそうあって欲しい」と発言したそうだ。前半部分のサッカーに集中すると言う発言だけで止めておけば、良いものを、他のチームもそうあるべきだと言うのは、余計なおせっかいだろう。日本代表を束ねる会長として余計な波風を立たなくとないと言う気持ちはよく理解できる。確かにそうであろう。政治的発言を行うためにカタールに行っているのではない。試合のために行っているのだ。だが、他国のチームの行動について批判的であるのは少し違っているような気がする。支持しないまでも黙っているべきであっただろう。

昨日のサウジアラビアのアルゼンチンの逆転勝利から日本代表も同じようであってほしいと願ったが、それが実現してしまった。今大会は、通常のサッカーカレンダーからは外れたサッカーのシーズン中に行われている。このために多くの選手やチームは準備期間がないまま大会に突入した。当然それは日本も同じだが、それが2日続けて下克上のような試合結果を生んでいるのかもしれない。

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