ノーモア「なおエ」

by Shogo

MLBが開幕した。大谷翔平は開幕投手として、10三振を上げながらも、打てない守れないエンジェルは負けた。だから勝利投手になれなかった。彼がいくら良い投球をしても、エンジェルスでは勝利投手になれない。また今年も「なおエ」と言う報道が多くされるのだろう。今年は、エンジェルスは大谷をトレードに出してほしいものだ。

MLBのオープニング・デーの話題は、日本では大谷翔平だが、アメリカでは新ルール導入だ。特にビッチクロックは投手と打者に時間制限を与え有効に機能したようだ。多くの試合が3時間を切ることができた。試合時間の長さが、人気の低迷の理由の一つとされてきたが、これで、人気の長期低落傾向に歯止めがかかるのか。

ファンの高齢化、観客数の減少や視聴率の低迷で人気に陰りがあるものの、MLB自体は儲かっている。2022年のMLBの収益は発表になっていないが、コロナ禍の中のシーズンの2021年でも95億6000万ドルの収益を上げている。2019年には103億7000万ドルの収益があったから、2022年はその程度と予想される。収益が1兆円をはるかに超えているわけで、人気の低迷というものの十分に儲かっている。

そのため、選手の年俸増加傾向にある。MLBの発表入れば2022年の選手年俸の平均は14.8 %増の420万ドルになったそうだ。

昨年は高額の契約が話題になった。ニューヨーク・メッツは、ショートのフランシスコ・リンドールに10年3億4100万ドル、エースのマックス・シャーザー投手に3年契約で年額4330万ドルという過去最高額の契約をした。また、テキサス・レンジャーズは、コリー・シーガーとマーカス・セミエンとそれぞれ3億2500万ドルと1億7500万ドルの契約を結んでいる。

2023年の選手年俸のランキングでは、1位に二人、ニューヨーク・メッツのマックス・シャーザーとジャスティン・バーランダーがそれぞれ4,333万ドルの契約を結んでいる。3位に、ニューヨーク・ヤンキースのアーロンジャッジが4,000万ドル。4位に、エンジェルスのアンソニー・レンドンの3,857万ドル、5位に同じくエンゼルスのマイク・トラウトの3,711万ドルとなっている。大谷翔平は、15位で3,000万ドルだ。

エンジェルスは、レンドンとトラウトに高い給料を払っているために、大谷翔平に払う金がないのか。彼の貢献を考えても、次回の契約交渉で、トレードに出すのか10年契約で6億ドル程度の契約をする以外にない。特にレンドンなどは、問題を起こしているので、高い給料を払い過ぎだ。

WBCを見ても、現在のMLBの人気を支えているのは大谷翔平だ。昨年の調査ではアメリカ50州のうちの24州では、大谷翔平が、人気のある野球選手の1位に選ばれている。これは地元贔屓の野球と言うスポーツでは異例だ。エンジェルスにとどまらず、MLBにとって大谷翔平の人気は重要だと思う。だから、「なおエ」にならないようなチームへの移籍が望ましい。MLB全体で考えてもらいたいものだ。

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