広告付定額配信サービスが主流になるか

by Shogo

アメリカのDisney+が広告付格安プランの開始日と価格を発表した。開始日は12月8日で、価格は月額7.99ドル。これにより従来の広告無しのプランの価格は10.99ドルになる。HuluはアメリカではDisney傘下で、日本とは全く違うサービスだが、こちらのほうも価格が広告付きの価格が6.99ドルになる。

Netflixも年内には広告付きプランを開始することになっており、主要な定額配信サービスは広告付きプランが最低価格になる。

広告付きプランがある有力なサービスは、アメリカでは、Discovery+、 NBCユニバーサルのPeacock、CBSと同じパラマウントグループのParamount+、+HBO Max、それにDisney傘下のHuluだった。これに今までは広告が入らず高額だったDisney+やNetflixが加わることで選択肢が増える。広告付きプランの話が出ていないのは、Apple TV+とAmazon Prome Videoだ。

Discovery+とHBO Maxは、親会社の合併で同じ、Worner Bro. Discoveryの傘下となったために来年には統合されて新しいサービスに変わる予定だ。こちらも、統合されるサービスには、広告付きと広告なしで同じサービスと発表されている。

月額の価格は、どのサービスでも、広告付きプランは、広告なしプランの6掛け程度で提供されている。これは、個人的には意外と高い。半額以下でも良いような気がする。

Disney+やNetflixの日本での広告付きプランの開始日や価格については現在ではまだ発表されていない。日本では、広告付プランと広告無しプランを採用しているのはAbemaTVだけで、

日本では、広告無しの定額配信サービスか広告モデルのGyaoやTVerというように棲み分けられている。アメリカのように、高い料金を払って、広告を見ないプランに変更すると言うオプションはない。これが今後、Disney+やNetflixが広告付格安プランを日本に導入することになると、日本企業のdTV、FOD、Hulu(日本)、Paravi、U-NEXT、ビデオパス、dアニメストア、アニメ放題などが、広告付きの格安プランを導入することも可能性としては考えられる。

メディアの歴史では、広告モデルが最も消費者に受け入れられやすいことは証明済みのために、検討が始まるだろう。

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