女子FIFAワールドカップは、日本代表の敗退によって、NHKの放送は決勝までない。このため、準決勝のスペイン対スウェーデンはFIFA+で見る。やっとFIFA+が役に立つ日がやってきた。
サッカーの話題では、相変わらず、MLSのメッシの話が多い。メッシ加入後のインテル・マイアミは5勝0敗と、それまでの最下位チームとは見違えるような成績となっている。
メッシ効果は試合だけではなく、チケットセールスにも影響与え、チケットは完売だ。さらに、インテル・マイアミのホームゲームのチケットの転売価格は、メッシ加入前の31ドルから今は平均282ドルになっていると言う。7倍以上だ。この価格は、アメリカで最も人気のあるNFLの昨年の平均価格251ドルよりも高い。さらにインテル・マイアミのアウェイの試合の平均転売価格は400ドルに達し、NFLの平均よりも59%も高いようだ。
メッシの6試合目はフィラデルフィアでアメリカ時間の火曜日に行われる。この試合は8分間でチケットが完売したそうだ。その後、転売にまわったチケットが、VIPチケットは6,750ドル、最前列中央の席はなんと22,000ドルで販売されている。
アメリカでも、女子ワールドカップ・アメリカ代表が敗退したこともあり、サッカーファンの関心はみんなメッシに向かっているようだ。このため、インテル・マイアミのアウェイの試合は、その街では、滅多にない大きなイベントとなり、その街はもちろん、アメリカ中から高い転売価格を払っても見たいと言う人が殺到しているようだ。
この現象を喜んでるのはサッカー関係者だけではない。Apple TV+が一番喜んでいるかもしれない。アメリカのプロスポーツでは、最も人気のないサッカーに賭けて、大当たりを引いた。Apple TV+は、メッシに関する2つのドキュメンタリー番組シリーズの制作を発表している。1つのシリーズは4部構成でメッシとアルゼンチン代表に関するもの。もう一つは6部構成でメッシとインテル・マイアミに関するものになるそうだ。この2つのシリーズも、世界中のメッシファンに向けて大きなアピールとなりApple TV+の販促に役立つだろう。
昨日は知人と会うために出かけて激しい雨に降られて傘をさしていても靴もズボンもずぶ濡れになった。それに懲りて、今日の予定は延期してもらって1日家にいる予定。そろそろ、Disney+をキャンセルして、またApple TV+に戻る手続きをしよう。
