用事を済ませたら、思ったより時間があったので映画を見るかどうするか悩んだのだが、時間が合わなかった。見ようかと思ったのは「スタートレック」。「スタートレック」が見たいのは、北京にいた時に見ていた「Heroes」のザカリー・クイントがでていること。
「Heroes」ではサイラーという敵役だったが不思議な雰囲気がスポックにあう。それから監督はJJエイブラムス。前のスタートレックや次の「スターウォーズ エビソード7」もそうだが、それよりも「Lost」とかのテレビドラマで有名だ。見たいのに、見られる日に時間が合わないとか、こういうことで見逃すことも多い。それから、美術館も見たいのは9月なので、久しぶりに新宿御苑のギャラリーへ向かった。
蒼穹舎、Place M, トーテムポール、 ルーニーといつもと逆回りで回った。見た中で圧倒的に良かったのは、清水はるみ 「水の骨」という展示。コントラストの強いモノクロでイメージは個人的なつぼ。水に関係するイメージが多いが、被写体と言うより抽象的に近い画面が個人的には面白い。ちょっとジャコッメリという雰囲気もあって久しぶりにモノクロの写真の良さを堪能した。
デジタルで撮ったのではない感じがしたが、プリントはインクジェットのようで、フィルムをスキャンしてデジタルで出力しているのかもしれない。と言っても私の感じはあてにならない。前にライカのギャラリーで見たセイケトミオさんのプリントはデジタルと分かっているのに、銀塩プリントにしか見えなかった。
このところ朝夕は涼しくて日が陰った夕方に新宿を歩いたが、さすがに暑くて駅でベルクに寄ってエーデルピルスを一杯だけ。一杯だけと言って良く飲みに行って一杯で帰った試しはないが、ベルクで一杯は本当に一杯。さっと飲んで家に帰ったらまだ明るくて夕日が沈むの見ながら帰った。
清水はるみさんの 「水の骨」 はお勧めだが、残念ながら9月1日まで。場所は新宿御苑のそばのPlace M。