GoogleOneを使っているので膨大な写真をGoogleフォトで管理している。スマホの写真が自動でGoogleフォトにアップロードされるし、2TBも保存できるから趣味で撮っている写真の保管に使うクラウドサービスだ。だが、実は使いこなしているとは言えないので、使い方を調べてみた。
Googleフォトには、強力な検索機能がある。Googleフォトの基本機能は以下の通り。
- 写真・動画の自動バックアップ
- クラウド上での安全な保存
- AIによる写真整理と検索
- 写真編集やアルバム作成機能
- 複数デバイス間での同期
AIを活用した検索機能は活用しているとは言えない。この機能により、膨大な写真から特定の写真を瞬時に見つけることができる。
Googleフォトでの写真検索方法
1. 人物やペットで検索
GoogleフォトはAI技術を使い、写真内の人物やペットを自動的に認識する。この機能を活用することで、特定の人やペットが写っている写真を簡単に見つけることができる。
ウェブ版の場合
Googleフォトの画面上部にある検索バーに名前を入力するか、左側メニューの「人物とペット」をクリックする。
モバイル版の場合:
画面下部の検索アイコンをタップし、「人物とペット」セクションから探したい人やペットを選択。
これについては、注意点がある。初めて利用する場合は、「顔グループ化」を有効にする必要がある。ウェブ版では設定画面(歯車アイコン)から「類似した顔をグループ化」をオンにする。これは知らなかったから設定していなかった。
モバイル版では、「設定 > 写真設定 > 類似した顔をグループ化」から設定可能。未識別の顔には名前を付けておくと後から便利だ。写真を開き、検出された顔サムネイルをクリックして名前を入力しておく。
2. 場所で検索
スマホで撮影された写真には通常、別に設定をしない限り位置情報が含まれている。この情報を利用して、特定の場所で撮影された写真を簡単に見つけることが可能。
検索バーに国名、都市名、または具体的な場所名(例:「東京タワー」)を入力。ウェブ版では左側メニューから「場所」を選択することで、撮影地ごとに整理された一覧を見ることもできる。
仮に位置情報がない場合でも手動で追加可能だ。ウェブ版では「i」アイコン(情報パネル)から「場所を追加」をクリック。モバイル版では画像詳細画面で「場所」セクションから編集可能。
3. 日付で検索
Googleフォトは日付情報も活用して写真を整理している。特定の日付や期間内に撮影された写真を探す際に便利。
検索バーに「2025年1月」や「夏 2023」のように年月や季節名を入力。特定の日付範囲で絞り込みたい場合は、「#date_range:yyyymmdd-yyyymmdd」の形式で入力(例「#date_range:20250101-20250201」)。日付情報が正しくない場合は編集可能。ウェブ版では情報パネル内の日付横の鉛筆アイコンから修正できる。
4. 被写体やキーワードで検索
GoogleフォトのAIは、写真内の被写体(例:犬、海、食べ物)や色なども認識する。これにより、キーワード入力だけで該当する写真が表示される。この機能が、AIの威力が一番よく分かる。
検索バーに「犬」「赤い花」「スキー」などのキーワードを入力。テキスト認識機能も搭載されているため、画像内に写っている文字列(「レシート」「看板」)でも検索可能。
ただし、注意事項もある。現時点では複数条件(例「犬と猫」)による同時検索はできない。一度に一つのキーワードで検索。これは、簡単なことだからいずれ解消するだろう。
検索以外にも、便利な機能が、使っているのは、アルバム作成と共有だ。特定テーマごとにアルバムを作成し、それらを家族や友人と共有できる。旅行やイベントごとのアルバムを作っている。
最も便利なのは、バックアップと同期だ。スマホで撮影した写真は、自動的にクラウドへバックアップされる。これによりデータが失われる心配がない。問題は、スマホで写真をよく撮っているので、膨大な写真が溜まってくる。だからこそ、検索機能が重要だ。
Googleフォトは、大量の写真を簡単に管理できる優れたツールだ。だが、まだAI技術による高度な検索機能を活用しているとは言えないから、少し遊んでみようと思っている。