MLBでは大谷翔平も頑張っているが、菊池雄星が5月15日現在で5勝負けなし。大谷翔平の4勝1敗の上を行く。メッツの千賀晃太も4勝2敗とトップクラスにいる。みんな、良いシーズンいなれば良い。
大谷翔平は、打者としては2割8分7厘でホームラン8本。これをトップクラスにいるとは言えない。二刀流だから負担があるのは当然だが、打者としてはもう少しがんばってもらいたいものだ。
メジャーリーグ全体では新ルール導入でうまくいっている。4月末の時点で咋シーズンに比べて、観客は5%増加し、テレビの視聴率も上昇している。試合時間が昨シーズンの同時期の平均3時間5分に対して平均2時間36分と大幅に短くなった。ピッチクロックなどの新しいルールは、日本のプロ野球も検討した方が良いのかもしれない。
MLBの話題では、オークランド・アスレチックスの動向が毎日報じられている。昔、「マネーボール」の本を読んで以来、アスレティックスについてはいつも注目している。だが、この数年は、成績が低迷し「マネーボール」の頃のような輝きは無い。
アスレティックスの動向が注目されるのは、MLBが検討している2チームの拡張に影響するからだ。アスレティックスともう1チーム、タンパベイ・レイズが本拠地を移すこと検討していた。だが、タンパベイ・レイズについては、どうも、セント・ピターズバーグに残る方向が見えてきた。これで、アスレチックスの決定次第で1998年以来の2チームの追加の具体的な段階に入る。現時点では、候補に上がっているのは、ナッシュビルやラスベガス、オーランド、シャーロット、ニューオーリンズなどである。
アスレティックスは、そのラスベガスへの本拠地変更の交渉の真っ最中で、新しい情報では、ラスベガスの中心部のトロピカーナを壊して、その跡地にスタジアムを建築する計画が持ち上がっているようだ。
確かにトロピカーナは、一度だけ何かの行事で行ったことがあるが、30年前でも、古いと感じたホテルだった。ラスベガスの街の中心のベラージオあたりからやや歩くとは言え、、ラスベガスの中心部に球場ができるのは凄いことだ。これでアスレチックスがラスベガスに移ることが正式に決まれば、コミッショナーオフィスは拡張の計画を発表するのだろう。当然、ラスベガスは拡張候補の都市から外れ、残りのナッシュビル、オーランド、ソルトレイクシティなどが有力な候補になるのかもしれない。ただ、フロリダは、すでに2チームあって混み合っているので、どうなのだろうか。
それは、まだ数年先の話なので、それまでに大谷翔平には頑張ってもらって、2チーム増えた段階では、選手の層も薄くなるので、大谷の成績は多少は良くなるだろう。