プレミアリーグがロシアでの放送中止を検討

by Shogo

ウクライナ 情勢は悪化の一途だ。それでも、ロシアの強大な軍を相手に、ウクライナ の軍と国民はよく持ち堪えている。そんな中で、ウクライナ支援の動きは、さらに広がっている。ZARAはロシア国内での販売を中止し、paypalもロシアでのサービスを停止して、他の多くのロシアでの営業を中止している企業に加わった。

そして、スポーツでも英プレミアリーグは、週末の試合でウクライナを応援するメッセージを出す。

プレミアリーグの先週の試合では、選手は試合前に大きなウクライナ国旗を纏って登場した。そして、それに加えて、この週末のプレミアリーグの試合ではチームのキャプテンは、黄色と青の腕章をつけてウクライナの応援する。そして、スタジアムの大型スクリーンにはウクライナの国旗の黄色と青を背景に、「Football stands together(サッカーは団結する)」の文字が映し出される予定だ。サッカー界を上げてのウクライナ支援の意思を明確に示すものだ

ウクライナの応援とロシア排除はそれだけではとどまらず、プレミアリーグのロシア国内での放送中止を決めようとしている。来週の火曜日に正式に決定される見込みだ。

今シーズンのロシアでのプレミアリーグの放送は、ロシア国営のRambler Mediaが契約している。すでにシーズンも残り3ヶ月を切っており、放送権料の600万ポンドも既に支払い済みだが、この契約を打ち切ることを検討しているという。

来季から契約の契約が決まっているMatch TV は、ロシア国営のGazprombank が所有するGazprom Mediaの傘下だ。この契約も解除の対象だ。放送権料は6年間で4,100万ポンドだが、プレミアリーグの海外放送権契約総額50億ポンド(約6000億円)の1%にも満たない。金銭は問題ではないのだろうが、契約を解除してもプレミアリーグは全く困らない程度の契約だ。

ロシア国内でプレミアリーグの放送が見られないと言う状況を受けて、ロシアの国民がこの異常事態に気づいてくれることを願うのみだ。その意味で、来年以降の契約は当然だが、今年の契約についても至急解除して、今シーズンも放送させないと早く決めてもらいたい。

You may also like

Leave a Comment

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください