以前は1日中コーヒーを飲んでいた。カフェインを補給し続けないと頭がハッキリしない気がしてコーヒーが必需品だった。しかしこのところ、カフェインの摂取量を考えて、コーヒーは昼食時までと決めている。午後は仕事をしながら、何か別のものを飲む。各種のお茶も用意してあるが、1番多く飲むのは炭酸水だ。カフェインの代わりに、口の中の刺激が頭を多少スッキリさせてくれる気がする。
家人から炭酸水を飲みすぎると体が酸性になって健康によくないと指摘されている。しかし、炭酸水の文字に「酸」と言う字が入ってるからといってさ、炭酸水が酸性というわけでもないだろうと思っていた。
ちょうど、炭酸水は体に良いかと言う記事を見つけて読んでみた。
その記事によると、炭酸水は口の中で酸性になるそうだ。炭酸水の二酸化炭素と唾液と混ざることによって酸性に変わって、口の中のph値を下げる。その結果、酸に歯が侵食されて虫歯になりやすくなると言う。しかし、それでも甘い炭酸水に比べれば、ただの炭酸水は多少は、ましらしい。
子供の頃から甘いソーダは、その含まれている砂糖で虫歯になるのかと思っていたが、そうではなく、炭酸による酸も原因だったようだ。
記事によれば、歯を守るために炭酸水を飲むのであれば、ストローを使って歯をバイパスして飲むのが良いそうだ。だが、炭酸水は、口の中の炭酸の感覚が味わいたくて飲んでいるので、ストローで飲んでは全く意味がない。
歯を守るためには、飲み物としては、フッ素が含まれている水道水が良いそうだ。だが、水道水は、そのまま飲む気がしない。
歯を守るためには、炭酸水を飲み続けないことが大事ということなので、その意味では、今の習慣は全く間違っている。炭酸水を飲んだ後では、歯を磨くことも大事だと言う。糖分の含まれていない炭酸水を飲んだ後で、歯磨きが必要とは知らなかった。
記事の中で、クラブソーダのことが出てきた。最近レストランなどで、クラブソーダを頼むと置いてないことが多い。たいていはイタリアのサンペレグリノなどになることが多い。クラブソーダと炭酸水は同じものかと思っていたら、クラブソーダは塩分が多少含まれているそうだ。大昔は、クラブソーダを飲んでいたこともあった。最近見かけないと思うと、やはり塩分の問題もあるのかもしれない。
家人の言った炭酸水は体を酸性するので良くないと言うことについては、記事の中では触れられていない。もちろん体が酸性になるほどの大量の炭酸水を飲む事は無いので、それは大丈夫なのだろう。それよりも酸性の飲み物が、常に口の中にあるのは歯の健康に良くないということだった。
という事は、いまやっているように炭酸水をちびちびと飲み続けるのではなく、短い時間で飲み干して、その後で歯を磨くと言うのが、歯の健康に良い。でも、500ミリリットルの炭酸水を短い時間で飲んでしまうのは、それはそれでまた難しい。ということは、午後の仕事のお供は何にするかもう少し考える必要がありそうだ。