子供の時から偏頭痛持ちだった。医者も含めて、いろんなことを親が試してくれた。当然のことだが、理由はよくわからなかった。最後は、神社に神頼みに行った事もあった。
だが成長するにつれて頭痛の頻度は下がって最近までめったに頭痛を感じる事はなくなっていた。忙しくて頭痛を感じる暇がなくなったのかもしれない。それが、このところ歳のせいか頭痛を感じることが時々ある。そう思っていたら、夏の頭痛についての記事を読んだ。子供の頃の偏頭痛とは違って、夏に起こる頭痛が出てきたのかもしれない。あるいは、偏頭痛持ちだから、夏の暑さが余計に影響するのかもしれない。
記事によれば、夏に頭痛が起こりやすい理由は、いくつかあって、気温や湿度の変化、脱水症状、強い日差し、気圧の変動だそうだ。
気温や湿度の変化
研究によると、気温や湿度が高いと頭痛が起こりやすいという関連性があるそうだ。高温や多湿が、頭の三叉神経を刺激し、痛みを引き起こすのではないかと考えられているようだ。
脱水症状
暑くて、たくさん汗をかくと、体内の水分や電解質が不足して、痛みを感じる神経が活性化しやすくなり、頭痛につながることがあるという。これは、確かに関連が考えられそうだ。
強い日差し
強い太陽の光は、後頭部の視覚を司る部分の神経細胞を活性化させ、頭痛を引き起こすことがあるそうだ。特に、光に敏感な人には、偏頭痛が起こることがあるらしい。これも、最近の異常な強さの日差しで、影響を受けそうだ。
気圧の変動
夏は雷雨などの天候が変わりやすい季節なので、気圧が急激に下がると、中耳の圧力が変化したり、脳の血管に影響を与えたりして、頭痛の原因となることがあるという。
その記事では、夏の頭痛を予防するための対策が紹介されていた。
脱水は頭痛の要因となるから、のどが渇く前に、こまめに水を飲むことだそうだ。大量に汗をかいたときは、スポーツドリンクなどで失われた電解質を補給するのも効果的という。
紫外線対策も重要だそうだ。帽子をかぶったり、直射日光を避ける。サングラスも、強い日差しが原因で起こる頭痛の予防に役立つ。
このところの暑さは異常で、外には出たくないが、用があって出かけなければいけない事も多い。最近の頭痛は、加齢と異常気象のせいかもしれない。ともかく、水を飲んで直射日光を避けることが大事なようだ。こんな暑い夏は、クーラーのよく聞いた部屋で本を読んで過ごすのが良さそうだ。