このところNetflixであまり見たい番組がないので、Disney+に移ろうかと考えた。そんな時に、アメリカの調査で、どの定額配信サービスが、オリジナルコンテンツを揃えているかとユーザーに聞く調査があった。
eMarketerが今年の1月に行った調査で、18歳以上の約3500人に人が回答した調査だ。1位はNetflixで38%、2位はAmazon Prime Videoで11%、3位は、Huluで9% 、4位はHBO Maxで8%、5位がYouTube Premiumで4%。この調査にはDisney+もPeacockもParamount+も出てこないので、どういう調査かよくわからない。選択肢に入れなかったのだろうか。
参考程度だが、一般的にはNetflixが最もオリジナルコンテンツを揃えている定額配信サービスとアメリカでは考えられているようだ。
調査会社のKaganによれば、Netflixの2021年のコンテンツ投資額は136億ドル、つまり1兆5,640億円という巨額だ。日本のすべてのテレビ局と映画会社の製作費を合計しても、たぶん半分にも満たない。そのコンテンツ投資のうち、38%の52億ドルがオリジナルの製作費だ。残りの62%は、すでにあるコンテンツのライセンス使用料。今後は、さらにオリジナルの比率を上げるということだ。オリジナルの製作費だけで、5,980億円だ。
また別の調査で、キャンセルした後で、1年以内に定額配信サービスを再契約する人は、Z世代で34%、ミレニアル世代で約半数ということだ。これを考えると、キャンセルした後で、また見たいコンテンツが出てきて契約するパターンが多いと言うことだ。
ちなみにZ世代は1996年から2015年の間に生まれた世代で、ミレニアル世代は、その前の1980年から1994年に生まれた世代。ミレニアム世代の方が少し年上と言うことになる。大きな違いは、インターネットの普及前に生まれたかどうかだ。、Z世代は普及した後で育ったデジタルネイティブということになる。彼らの方が、再契約が少ないというのは意味があるのだろうか。
ともかく、最近Netflixで見たいコンテンツはあまりない。Netflixが力を入れている韓国ドラマは見ないからターゲットではないのかもしれない。
しかし、以前見ていたシリーズの新作が時々公開されているので、それは見る。それがNetflixの戦略で、人気のあるシリーズを順次公開していくことで契約者をつなぎとめている。
ちなみに最近その見たコンテンツは、OzarkとThe Sinnersだ。どちらも面白い内容で、Ozarkの方は話が続いているので、その後の展開が気になる。The Sinnersの方は、新シリーズで公開されたエピソードが完結したが、今後新たなシリーズが始まる可能性もありこれも気になる。だから、Disney+への移行計画はもう少し待った方が良いのかもしれない。あるいは負担が増えるが、Disney+sの追加契約か。
MacBookに付いてきた特典のApple+もあまり見ていないので、そもそもそんなに時間があるわけでは無いから、新たな契約は考えた方が良いのかもしれない。