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ebayで1,000以上のカメラが一括で出品されて落札されたそうだ。カリフォルニアから出品されている。1000というと壮観だ。落札価格は、34,999ドル。カメラは欲しいものがあるが、1,000台もいらないな。
いつも写真を見に行っている冬青社ギャラリーの高橋社長のブログ によれば、北井一夫さんはカメラを3台とレンズを5本しか持っていないらしい。多分、24mm, 35mm, 50mm, 75mm, 90mmだろう。同じ画角は1本あれば写真を撮ることに困らない。カメラが好きになるとそれを忘れてどんどん買ってしまうことに問題がある。それで言えば、カメラも3台で十分だ。同時に使えても2台が限界だろうから、故障の時やオーバーホールの時を考えても3台というのは理にかなった台数だ。
白岡先生は、NikonF3と50mmのレンズだけだ。それで、あれだけの作品を残されている。
このカメラならこんな写真が撮れそうだとか、このレンズならあんな光が捉えられるかもしれないとか考えてカメラやレンズを増やしてしまう。これにメカとして好きなカメラとかが加わることになり、増殖を始める。すでに持っているカメラの数だけで、生きている間に使いきれないだけある。機械式が多いから何度でも修理は可能だから、私より長生きするカメラがほとんどだ。北井さんや白岡先生を見習って今年はカメラをダイエットだ。