二週間

by Shogo

あれから二週間。被災地の人に比べれば何万分の一、あるいは何億分の一だがストレスと疲れが溜まってきた。余震はかなり大きいものが何度もありヒヤリとする。これも震源地は東北なのでそちらの人の感じる恐怖は計り知れない。

少ないとは言えストレスがあり、おまけに水道水から発見された放射能。普段からミネラルウォーターを飲んでいるが、残り少なくなってきていたが、こんな時期に新たに注文するのは非常識だと思っていたので注文していない。

一応、規制範囲内で大丈夫ということだが、よく分からないのは、ばらばらに値が決められているが、人間の体は環境の中にあり、個々のものにばらばらに接していないのに、規制値はばらばらということ。環境から受ける数値、食品から受ける数値、水から受ける数値、空気から呼吸で取り入れるかも知れない数値。これの足し算かかけ算で評価すべきような気がするが、これは素人考え?

東京程度の数値では40歳を過ぎていれば関係ないということだが、我が家には10代の娘もいるので、乳児ほどではないが、どういう影響があるのだろう。では、20代の人は・・・30代は・・・と考え始めると止まらない。

これから何年も放射能の問題を考えて生きていくことになるのだろう。これは輸入物の食品だから安全とか、九州だから良いとか、そんなことを考えていくのだろうか。

原子力の問題、電力の総使用量の問題、それはライフスタイルに関係するのだが、そういうことをきちんと考えてこなかったことのツケが回ってきたことだろうか。もちろん、産業が必要とする電力の問題は別だから、それはきちんと対応しないと国が成り立たない。

電力会社が 進めてきたオール電化は原子力を前提としているのだろうが、それは間違っていたような気が何となくする。電気やガスやあるいはそのバランスといったエネルギー政策の不在が、その意味で政治の不在が、さらには国民の関心の不在が、引き起こしたことなのだろうか。

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