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火曜日も雨が降ったので、これで9日間連続となった。しかも火曜日の雨は午前中から降り始め、小雨が夜まで降り続いた。夕立のような雨が多い北京では珍しい雨だった。湿度も高く、まるで日本の梅雨のような天候だ。
先々週末の散歩の続き。外交部街(ワイ・ジャオ・ブ・ジエ)をさらに進む。 That's Beijingという英字誌の記事によると一本南の胡同に北京最初のビール工場の跡があると出ていたので工場らしきものがあったが、通りが違うのでこれは違う。
小学校のフェンス。
今まで見たことがない明り取りが屋根に乗っている。
中国では、火事と警察は日本と同じ。救急車は120、ほかに交通、市政府、環境関連の電話番号も書かれている。
外交部街を通り抜けて、 朝陽門南小街との交差点まで出る。南を見ると、長安街に建つ国際飯店の上に丸い帽子が乗ったビルが見える。
同じ場所から東側を見る。東総部胡同(ドン・ゾン・ブ・フ・トン)の入り口が見える。
東総部胡同の入り口に建つのは、100年前に創業したという質屋のはずだ。
現在はその質屋は営業していないのだろう。中華人民共和国建国以来、そもそも質屋という商売は可能ではなかったかもしれない。
この周辺の胡同には、政府に関連する名前のついた通りが多いので、中華民国時代には北京の官庁街だったのだろう。
この項続く。