All good things come to an end.

by Shogo

2週間と少しのフランス旅行から帰国。時差ボケがひどい。飛行機の中ではドラマを何本も続けて見ていた。寝なかったから疲れた。時差ボケは東に移動するほうがきついかから、帰ってきた後がひどいのはいつもどおりだ。

フランスの旅は、3年8ヶ月ぶりの海外旅行で。非日常を楽しむ時間となった。フランスの南部は初めてであり、風物・食事・飲み物などを十分に楽しめた。でも、全てには終わりがある。旅も人生も同じだ。

準備に半年もかかってスケジュールを組んだが、飛行機の遅れや人身事故による予約した特急の運休などもあり、予定通りにいかなかったこともたくさんあった。そのようなハプニングの中で見知らぬ人と会話したり、助け合ったりして、予定通りだったら話をしなかったような人と知り合うこともできた。特にカシスからニースに向かう途中では、ニューヨークから来た若いカップルにバスのことで教えあったり、ニースに向かう特急の遅れではイギリス人夫妻とは助け合った。

マルセイユ近くの人身事故により、予約していた特急が4時間半も遅れた。しかも、フランス国鉄の素晴らしい対応のために、運行情報が錯綜し、いつどの電車がニースに向かうのか駅員も含めて誰もわからなかった。

その混乱の中で、たまたまホームで隣あったイギリス人夫婦とは情報収集やニースに向かう方法について、様々な情報収集や考え方を話し合った。最後は、これまた、フランス国鉄の適切な情報発信がないまま、突然運休になったはずの特急が到着した。その混乱の中で、その夫妻とは、トゥーロンのホームで別れた。その時点まで連絡先を交換していなかったので、残念の気持ちもあったが、その時点では、その特急がカンヌ終点ということで、その先をどうするかで頭がいっぱいだった。

その翌日、ニースのセドナ広場の近くにできたラグビーワールドカップのファンゾーンの中で、突然、その2人に話しかけられた。彼らも日本対イングランド戦を見に行く事は知っていた。でも、そこで偶然出会うのも、ありえないほどではないが、かなりの確率だ。それでようやく連絡先を交換して再会を約して別れた。たいへんな思いをしたが。後になると大抵のことは良い思い出だ。

旅は人生によく例えられる。良いことも嫌なことも繰り返し現れる事と同様に、予期しないことが度々起こるからだ。旅をすると言う事は、予期しない経験をすることで、自分の人生の小さな疑似体験をすると言う事でもあるのだろう。

予期しなかったと言うことで言えば、このブログについては、サーバ会社がデフォルトで管理画面にジオブロックをかけているようで、ブログの投稿ができなかった。試しにあまり使っていないso-netブログに投稿したが難なく投稿できた。このブログにも投稿できたとしても、朝から晩まで忙しくて、疲れていたので、ブログを書くような事はなかったと思う。だが、少なくとも、下書きする程度の時間はあったかもしれないので、これも予期しなかったことの1つだ。今のこのブログに統合してからはじめての海外旅行だから、経験してみないことには何もわからない。これは人生も旅も同じだ。

書かなかった空白の期間については、これから少しずつ記憶と写真を頼りに再現しようと考えている。

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