NBAのレブロン・ジェームズの3コンマ・プレイヤーのことを書いて、他の人のことを調べたら、大事な人を忘れていた。
タイガー・ウッズも3コンマ・プレイヤー、つまり資産10億ドルを超えるプレイヤーと言うことだ。Forbesによれば、この10億ドルクラブのメンバーは、レブロン・ジェームス、マイケル・ジョーダン、タイガー・ウッズの3人と言うことだ。
こうして見ると、プロリーグとしては、より巨大なNFLやMLBからは、10億ドルプレイヤーはうまれていない。これは、選手が部品化するアメリカン・フォットボールや野球というスポーツと、選手の個性や成績が全面にでるバスケットボールや、個人技のゴルフというスポーツの違いに起因するということかもしれない。
タイガー・ウッズは、今まで18億ドルを稼いできたらしい。しかし、彼がゴルフのプレーで稼いだのは10%以下だと言う。それ以外の収益は、広告出演契約だ。ゲータレード、モンスターエナジー、テーラーメイド、ロレックスとNike。中でもNikeとの契約が最も有名で、しかも最も多額の契約金だそうだ。
事故からようやく回復して、試合にも出場しているタイガー・ウッズは、様々なビジネスも開始している。ゴルフデザインビジネスのTGR Designや、TheWoodsと言うレストランのである。
面白いのはイベントの制作会社TGR Liveだ。この制作会社は、どのようなイベントの仕事行っているだろうか。調べてみると、すべてのゴルフがらみのイベントのようだ。スポンサーがついていてアマチュアゴルファーが参加するような大会で、夜にはTiger’s Poker Nightと言うようなポーカーのイベントが開かれたり、グラミー賞受賞者を中心にしたライブ音楽のイベントも同時にやるようだ。つまりスポンサーやゴルフクラブが、顧客を接待したり、参加者を募っておこなうゴルフイベントの運営を行うようだ。これは確かにタイガー・ウッズが参加しなくても、タイガー・ウッズの会社が運営していると言うだけで参加者を集めやすいイベントになるであろう。
怪我から回復してプレーを再開した46歳のタイガー・ウッズは、まだまだ現役を続けるであろうし、ゴルフ界にとどまらない彼の名声は、今後も様々なビジネスを生み出して、今の資産価値はさらに何倍にもなりそうだ。