3コンマ・プレイヤー

by Shogo

「3コンマ・プレイヤー」と言う言葉に目を引かれた。最初は意味がよくわからなかったが、少し考えて10億ドルを稼ぐ選手つまり、金額にコンマが3つ入ると言うことだと気がついた。

レブロン・ジェームスは、今はレイカーズでプレイしている。Forbesの試算に寄れば、、10億ドルの資産を持つと言う。

プレイヤーとしては、クリーブランド・キャバリアーズ、マイアミ・ヒートそしてロサンゼルス・レイカーズから3億8500万ドルのサラリーを得、広告や投資などから残りの資産を稼いでいると言う。すでに、いくつかのスポーツチームの出資をしていて、近い将来はNBAのチーム持つことを公言している

世界のプレスポーツ選手としては、2022年で世界で2番目の稼ぎだ。これもForbesの発表だが、1位のリオネル・メッシの今年の収入は1億3000万ドル、ジェームスは1億2120万ドルとわずかに及ばないだけだ。

メッシの場合には、サッカーで稼ぐ分が7,500万ドルで、競技以外の収入が5,500万ドルと、本業のサッカーの収入が多い。一方、ジェームスは、本業のバスケットボールでは4,120万ドルだが、競技以外の収入は8,000万ドルもある。ジェームスは、投資でも稼いでいるのだろうが、Nikeとは巨額の終身契約を結んでいるし、広告の出演も多い。これが、競技以外の巨額の収入の源だ。

これだけの収益を上げられるのは、やはりアメリカのプロスポーツ選手だからだ。SportsUnfoldの世界のプロスポーツ・リーグの収益ランキングでは、1 位のNFLの160億ドル、2 位のMLBが100億ドル、3位にNBAの80億ドルとなっている。アメリカ以外の国は、4位にインドのクリケットのプレミアリーグが70億ドルで入り、続いてイギリスのサッカープレミアリーグが40億ドルで続く。日本のプロ野球は2000億円弱程度だから、5位のイギリスプレミアリーグの半分にも及ばない。

アメリカのプロスポーツの収益額の高さは、人口の大きさもあるが、やはり巨大広告市場であり、それだけメディアの放送権の投資が大きいからだ。NFLとMLBは全世代が対象だが、MBAはやはり消費意欲の高い、より若い世代が中心のために、広告主の欲しい年代のために放送局も高い金額を払える。

だからこそ、レブロン・ジェームスもプレイ以外でこれだけ稼げていると思われる。

アクティブな若い世代に支えられているためにNBAは、ソーシャルメディアでも最も取り上げられるリーグである。Instagramでは、25歳から34歳の、広告主にとって重要なターゲット年代の注目度が最も高いスポーツとなっている。今年の決勝リーグだけでもInstagramでは、NBAのアカウントは35億回視聴されている。TikTokのアカウントも1億500万回だ。

これほど注目を集めるスポーツで、アメリカと言う市場が中心であるために、レブロン・ジェームズは、それだけ稼げるのだろう。記事のタイトルにはアクティブな3コンマ・プレイヤーとなっていたので、過去には現役を引退した選手が、この10億ドルクラブに入った人が何人もいたのだろう。多分マイケル・ジョーダンなどその1人と思われる。

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