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久しぶりののんびりとした週末。劇を見に行ったり食事をしたりしてお茶の水のgallary bauhausまで 宮嶋康彦さんの「Siberia 1982」を見に出かけた。宮嶋康彦さんは写真家であるがたくさんの著作があって大抵は読んでいるが、優れた文筆家でもあると思う。
写真は1982年のシベリアということで、今でも覚えていいるがシベリア鉄道に乗って旅行するということに憧れがあった。飛行機で旅行するよりも何か冒険というかロマンチックな感じがした。何もない荒野を西に向かって走る列車。北京にいる時にモスクワ行きの列車で旅行をしようと考えたが、そんな旅行をする時間が取れなくてあきらめた。
写真は1989年以前の東欧というか、当時のソ連の雰囲気と情景で予定通りなのだが、たった31年で大昔に見える。プリントはプラチナパラジウムプリントで軟調な感じで以前なら好きなトーンだが、このところは写真に黒いところがないと心ときめかないので展示されていた写真集のほうがはるかに好きだった。写真展を見るより長い間、写真集をみていた。あまり気にいったので、注文生産のその写真集を注文した。手元に届くのが楽しみな写真集だ。
gallary bauhaus 宮嶋康彦写真展「Siberia 1982」
会 期 | / | 2013年9月20日(金)~11月16日(土) |
時 間 | / | 11:00~19:00 |
休 廊 | / | 日・月・祝 |
入場料 | / | 無料 |