スマホの進化

by Shogo

先日リリースされたiOS 17では大きなアップデートはなかったが、個人的にはいくつかの新機能を結果的に使っている。

まずスクリーンを目に近づけて見ていると、「iPhoneが近すぎる可能性があります」と警告が表示されて画面が黒くなってしまうようになったことだ。老眼なので細かいところを見るときにメガネを外してスクリーンを目に側に近づけて見ていることがよくある。見ている画面が完全に黒くなってしまうので、そのまま見続けることができない。これは良い機能かもしれない。特に子供の近眼予防に良いだろう。

それから、カメラアプリで、フォーカスを合わせる際に水平器が表示されるようになったことも個人的には大きな進歩だ。建物が入った写真を撮るときに、水平に悩んでいたが、今回から水平器が真ん中に表示されるようになったことで、本当に使いやすい。これも素晴らしい。

他にも自分の声が生成できるパーソナルボイスなどもあるが、ほとんどの機能を試していない。唯一使っているのはホーム画面からウィジェットが直接操作できるようになったことだ。ホーム画面にTo Do のリマインダーを表示させているので、これをホーム画面から完了することができるようになった。これは便利だ。

今、話題になっているのは、年内にリリースされるiOS 17.2 だ。iOS 17.2 betaが開発者に公開されたことで、新たな機能や変更が話題になっている。

特に興味を引いたのは、iTunes Movie Storeの段階的な廃止とTVアプリへの統合だ。この変更は、ユーザーにシームレスな映画やテレビ番組の視聴体験を提供することができる。すでにユーザーはすでに TV アプリ内で映画やテレビ番組を購入できるようになっているが、それとは別に、iTunes Movie Storeが存在するのは、そもそも分かりにくい。Appleにしても、両方のアプリを開発・運用を続けなければいけなかったから、合理化しようということだろう。

他にもSiriとiPhone 15 ProのVision Proカメラの強化という話題があるようだが、Siriは使っていないし、今はiPhone 14 Proを使っているので、iPhone 15 Proはスキップで当面関係ない。それにしても、どんどん写真の質が向上するので、デジカメ市場が壊滅するのは自然な流れだ。

iPhone 15 Proでは、Apple Vision Proヘッドセット用の1080pで撮影される空間ビデオの撮影が可能になるようだ。これで、全く新しい動画表現を生むのだろう。iPhone 15 Proが発売されたらApple Vision Proが売れ始めるのだろうか。

それにして、iPhoneもそうだが、すべてのスマホの進化とはカメラの進化で、それにAIによる編集機能が付いくる。カメラ以外の機能や製品の物理的側面の進化はもはやない。完成されてしまって、進化の行き止まりに入ったようだ。

その意味で、アメリカのスタートアップ企業のHumane が発表したAi Pinは新たなデバイスの進化だ。胸に小さなタグのようなデバイスをつけて、AIツールを音声で利用する。スクリーンがないので表示は手のひらにレーザーで文字を映す。これは、全く新しい。様々な用途に使われるようになるだろう。特に接客業用のB2Bでは確実だ。ただし、カメラとしては使えないから、その用途でスマホを使っている私には用はない。でも、近いうちに多くの人が使うようになるだろう。

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