MLBの配信とユニフォーム広告

by Shogo

日本のプロ野球では記録が生まれつつある。阪神は開幕から9連敗を続けているし、ソフトバンクは開幕から7連勝して、まだ負けなしだ。今シーズンがどのように展開するのか楽しみだ。

日本のプロ野球はさておき、アメリカのMLBではでは新たな動きがある。

1つは、Apple +がMLB と結んだ契約で、毎週金曜日に2試合が配信される事だ。日本では、土曜日の午前に見られる。

この配信は、日本、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ブラジル、メキシコ、プエルトリコ、韓国、イギリスで視聴できる。現時点では、期間限定とされているが、Apple +のサブスクを申し込まなくても見られると言う。その初回は、現地時間4月8日金曜日、日本時間では10月9日土曜日午前となる。そのダブルヘッダーは、ニューヨーク・メッツ対ワシントン・ナショナルズ、そしてヒューストン・アストロズ対ロサンゼルス・エンジェルスだ。初回の放送に大谷翔平を持ってくるあたり、今のMLBの売りをよくわかっている。ただし今の予定では、この試合では大谷翔平はピッチャーとしては登場しないことがわかっている。

もう一つのMLBの話題は、先日の労使交渉で決定していたユニフォームの広告の詳細が正式に発表された。まずユニフォームの広告は2023年シーズンから始まり、4インチ× 4インチのサイズとなる。10センチ四方のサイズだ。選手のアップなどでは、かなりよく見えるだろう。今まで、広告がなかったところに、広告のロゴが入るので最初は違和感を感じるかもしれない。

ヘルメットの広告については2022年のポストシーズンから可能になる。これらの広告には業種の制限があり、アルコール、賭博、メディアの広告は許可されない。

このユニホーム広告の解禁は、チームオーナーにとっては新たな収益源として貴重なものとなる。現時点では販売価格は不明だが、NBAではユニホームの広告は年間700万ドルから1,000万ドルで取引されている。最も高いロサンゼルス・レイカーズは年間で2,500万ドルだと言う。MLBでも同程度だろうか。大谷翔平のおかげで、ロサンゼルス・エンジェルスは高い金額を要求することができるかもしれない。

今年も野球のシーズンが始まり、Apple +の参入で、NHK以外にMLBの大谷翔平を見る方法が増えた事は喜ばしいことだ。

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