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今年の夏は屋外で過ごすことが多い。選挙のボランティアで、街を歩きまわっているからだ。暑さで体力が消耗するし、日焼け止めを忘れるとすぐに皮膚が赤くなっている。
それはまだ良いのだが、時折襲ってくるゲリラ豪雨は困ったものだ。最近の雨は並の強さではない。その時は、近くの屋内に逃げ込むが、それでも間に合わないことも多い。だが、まだ救われているのは1度も雷にあってないことだ。
雷についての記事を読むと、空気が汚れて埃や煤の粒子が多いと雷の発生頻度が高まると言うことだ。細かな粒子が空気中にあると、液体が付着して小さな水滴ができる。水滴は十分に小さく、雨粒として地面に落ちるのではなく、雲の中にとどまる傾向がある。そうすると雲の中に水分が多くなり雷につながる強い電場が発生すると言う。大気汚染が雷の発生に関係しているようだ。そして、多分、ゲリラ豪雨にも関係すると思われる。
記事の内容は、陸上よりも海の上で雷が発生する確率が低いのは何故かと言う内容だった。海の上では、空気があまり汚れていないのと、空気中に塩のかけらが含まれているためだと言う。塩のかけらは、空気中の汚染物質よりも粒が10倍も大きく、そのために大量に水分を引き寄せ、雨粒となって落下する。このために雲の中に電場を形成しづらいと言うことだった。だから海の上では雷があまり発生しづらい。
しかし、海の上で雷に遭う可能性をあまり心配していない。問題は今日も暑いことだ。今日も屋外で活動する時間が長い。最高気温は34度と予想されている。ゲリラ豪雨でなく、できれば午後に軽く雨が降ってくれると日光が遮られて過ごしやすいかもしれない。しかしそんな幸運はなさそうだ。