Leicaが、Mマウントのフィルムカメラの新モデルを10月に発表するそうだ。すでにプレス発表会の招待状まで発送済みだと言う。具体的には、どのようなカメラなのか現時点ではわからない。
Leicaが、まだ売っているフィルムカメラは、Leica MPとMPから露出計を外したLeica M-Aの2機種。サイトを見ると、どちらも予約販売になっているので、注文を受けてから組み立てるのかもしれない。
Leica MPは2003年に発売されたもので、1954年に発売された最初のM3の、その時点での最新バージョンだった。その後デジタルカメラが主流となったとは言え、すでに19年前発売のカメラ。しかし、フィルムカメラにおいては、新たな技術開発は必要なく、昔のM3のレンジファインダーの機能さえ残っていれば良いので、十分な機能を持っていると言える。それを、どのように改良して、新しいフィルムカメラになるのか興味が持たれる。しかし、あっても改良は小さなことで、M3やMPと大きな違いがあると思えない。どんなカメラが発売されるにせよ、この時代になっても、フィルムカメラの作り続けてくれるLeicaの企業姿勢は大したものだ。
私個人はと言うと、最近はフィルムカメラはあまり使っていない。遠くへ旅行に行く際にはフィルムのカメラを持っていく。それも新型コロナウィルスのせいで最後に行ったのは3年前だ。
フィルムは、家の2台目の冷凍庫にまとめて買ったものが保管してある。これがあまりこのところ減っていないと言うことだ。しばらく大学での新しい仕事やコロナウィルスのためにフィルムを消費していない。
久しぶりにフィルムの価格を調べてみるとコダックの、いつも使っているコダックのT-MAX400の36枚撮りが、なんと2610円だ。10年位前までは1本300円だったことを考えると8倍以上になっている。その当時も、フイルム価格が徐々に上がり始め、友人達とよく1本1000円になっも使うかなと言うような話題があった。それが、2610円だ。この価格になると、フィルムで取るのもなかなか勇気がいる。
それでもまだ、コダックは倒産し、経営が変わっても、同じT-MAXを作ってくれているだけでもありがたいのかもしれない。フィルムがなくなれば、フィルムカメラはただの金属の箱になってしまう。
このコダックの1本2610円と言う状況考えると、代替も考えなければいけない。本当は、コダック応援のためにT-MAXを買うべきだが、そうも言っていられない。
代替としては、ILFORDのフィルムが候補になる。ILFORD HP 5やILFORD DELTAが、まだ売られており、それぞれ990円と1320円だ。
フィルムカメラもたまには使わなければいけないので、夏休み中にテストのために、ILFORD HP 5やILFORD DELTAで撮ってみようかと思う。環境汚染のことを考えて自宅現像を止めてしまった。これも現像に出すとなると、多くの現像所がフィルム現像を止めているので、価格も高騰している。それも、この時代にフィルムで写真を撮るコストと考えて仕方ないのだろう。とりあえず、フィルムを手に入れないと始まらないのでILFORDのフィルムを注文してみよう。
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